創作盗作もの語り
久々の物語であります。 昔々、あるところに若者の猟師がおったそうな。 名前はとりあえず鶴次郎としておこう。 ある雪の日、猟師の鶴次郎(仮称)はその日はなぜか獲物に出会わず、夕方になったので仕方なく家路につきました。 雪に埋もれた小川を渡ろうと…
大相撲九月場所開催中。 20日は敬老の日、お遊びで高齢場所番付を作ってみました。 ちょっと難ありもありますが、決して高齢者ハラスメントではありません。 横綱 知恵の海・・・ちえのうみ:亀の甲より年の功。 大関 皺ふか志・・・しわふかし:皺には人生…
オリンピックは立派なブランドにあたるため無断で商業利用でけまへん。 バレた場合違法な便乗商法として摘発される可能性もあります。 でもまあ商いに結び付かないオリンピックをもじった言葉遊びくらいなら許されるでしょう。 どこかのディレクターが悪乗り…
日本の古典に平家物語なるものがありんす。 作者不詳とされ、平清盛が権勢を誇った時代から平氏が滅びるまでを描いた壮大な軍記物語。琵琶法師の弾き語りで伝承されたという特徴があります。 書き出しはかの有名な 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり。 沙羅…
百聞は一見に如かず、という諺があります。 事実を知りたいなら人を介していろいろ聞くよりも一度自分の目で確かめるがよろしかろう、という意味。 インターネットの時代、あふれるフェイクニュースに惑わされてはなりません。 でも稽古ごとの世界では一見は…
今回の創作盗作物語はSFの世界ではよく描かれてきたストーリーからの盗作。 人類の輝かしい宇宙への進出と大失敗を描いてみました。 今は昔、はるばる宇宙を旅してアメリカの探査機が火星にたどり着いたと。 生命の起源を明らかにできるかも知れないと、探査…
久々の創作盗作物語。 昔々、あるところにアナという女王蟻が住んでおったと。 女王蟻のアナは、「およげたいやきくん」の唄を真似して歌ったと。 毎日毎日アナは穴の中で卵を産んでばかりでやになっちゃうわ ある朝私は働き蟻と喧嘩して地上に逃げ出したの…
本戯作作成後に突然辞任の意を表明した安倍総理、有醜の美を飾っていただきやしょう。ついぞ丁寧な説明責任を果たさずにうやむやにしてお辞めになるのはさぞ心残りでしょう。いや、うまく逃げおおせたと腸をさすっているかも知れません。 バーチャル現代歌舞…
バーチャル現代歌舞伎、第四場、明確な罪に問われているわけではありませんが、その挙動の罪深さを弾劾されてもおかしくはないちょい悪おやじで知られる元総理。 又その次に連なるは 生まれ出でたる福岡の 福多かりし家系なり 舌禍の数は不知火の 九州男児と…
バーチャル現代歌舞伎第三場 三人目は河井杏里議員の連れ合い、河井克之被告。 参院選で妻の杏里氏を当選させるべく100人規模で金をばら撒く行為に及び、配られた側は口をそろえて証言しています。党本部から拠出された1億5千万円もの選挙資金の内実も闇の…
バーチャル現代歌舞伎、第二場の主人公は公職選挙法違反容疑で告訴されている河井案里参議院議員。公判が始まりましたがおシラスでは無罪を主張。 続いて次に控えしは 誰もが知ると広島の 覚えめでたき紅一点 選挙資金は潤沢に ひーふーみーよーとう(党)の…
歌舞伎の人気演目 白波五人男、正式名は青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)、黙阿弥作。盗賊五人組の世話物であります。 舞台では5人の盗賊が次々と名乗りを上げる名場面、稲瀬川がつとに有名。 歌舞伎は江戸庶民の娯楽で、権力者である為政者側…
昔々、地上では生きとし生けるものそれなりにバランス良く暮らしておりました。 ところが、数が増え過ぎた事から鳥の一族と獣の一族が仲たがいをはじめました。 以前から、鳥族の猛禽類はうさぎやねずみなどの獣族を襲っていましたし、獣族のいたちや狐は鳥…
猫の草子があるならば鼠の草子もあります。 こちらのストーリーは少々哀しいものとなっています。 主人公は鼠の権守(ごんのかみ)。 仏教でいうところの六道(りくどう)、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道、 この六つの世界を生きとし生ける…
御伽草子の中に収められている猫の草子、禅問答のような内容に創作の興味は尽きません。 話の内容は、お上の御達しで猫は放し飼いにすべし、という御触れが出され猫が世に放たれた事に 端を発しています。 これは史実に基づいているようで、ネズミの被害が拡…
昔々、あるところにアラフォーの夫婦が住んでおりました。 二人には子供がなく、なんとか子宝に恵まれたく神仏に熱心にお祈りをしていました。 旦那さんも相当頑張ったと見えその甲斐あって、何と子宝を授かりました。 (これはお伽話ではなく夜伽話かも・・…
昔々、浦島太郎という歳は24、5の漁師がおったんだと。 ある日、浜で子供達がなにやら騒いでおり、 なんだと思い行ってみると一匹の亀が子供達に囲まれていじめられておったそうな。 浦島太郎は亀を不憫に思い、子供達にいくばくかの金を与え、 買取った…
日本には御伽草子と言う説話集があり、よく知っている一寸法師などの物語があるようです。 以前、ウソップ物語をアップしましたが、今度はその日本版を。 第一弾は「コブ取り爺さん」。 正直爺さんと強欲爺さんの物語として知られています。 さて、今回は・…
今回の創作は落語「目黒のさんま」の盗作で、「讃岐の手打ちうどん」 ある日のこと讃岐の殿様、お伴を引き連れて鷹狩りで訪れた先で、 百姓が昼餉にうどんをすすっている光景に出くわしました。 ちょうど小腹が空いていた殿様、「これ三太夫、あの白き紐のよ…
【勝って兜の緒を締める】 戦に勝っても気を緩めず、より気を引き締めて事に当たれ、という戒めの言葉。 今迄の安倍政権の足跡を辿ると、内閣の高い支持率を背景にやりたい放題、 その目は国民ではなく政権に向いていたと言われても言い訳ができまい。 森友…
雨降って 地固まる 雨降って=揉め事の後、地固まる=かえって緊密な関係になる、よくなる、ということの諺。 今の世の中、そう甘くはありまへんえ。 揉め事の後の逆恨み、その場でキレて刃物で襲われる、聞く耳持たず訴えられる、 等々、丸く収まるどころか…
平気物語(へいけものがたり) 昨今の国会運営を鑑みて、かく思わんとてかの有名な平家物語から盗作す。 数をたのんでの傍若無人ぶり、国民の支持があるから何やっても平気物語・・・。 ( )は現代語意訳 疑問勝者の金の声、所業無情の響きあり。 (金の流…
さて、禁断の(?)スペインらしい名前、いっちゃいます。(笑) スペイン語に関してもズブの素人なので、常識無視のところはご容赦。 アミド・ベッソーニ・アルカイネ(高原にある避暑地の別荘には網戸がないところも) カリルト・ワスレテ・ソノママージョ…
なんと6年ぶりにことば遊び、フランスらしい名前を考察してみました。 フランス語は女性名詞と男性名詞、中性名詞があるそうですが 浅学のため、その辺は無頓着になっておりますのでご容赦。 カトリーヌ・ウズー(蚊取り線香) アンナ・ハナシー・アリエー…
イソップ寓話 卑怯なコウモリより ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 昔々、鳥族と獣族が争っていたときの事、 コウモリは鳥族が優勢になると自分は空を飛ぶ鳥の仲間だと言って鳥族に味方をしました。 獣族が優勢になるとみるや、今度は自分は獣の仲…
イソップ寓話「空飛ぶカメ」より ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ある沼にカメが一匹住んで居りました。 沼には鴨や白鳥もいて、大空を自由に飛び回っています。 それをカメはうらやましく思ったものです。 僕も大空を飛んでみたいなあ、気持ちいい…
イソップ寓話 ずるいキツネもしくはキツネと仔猫より ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ある時、二匹の仔猫がごちそうをとりあってお互い譲りません。 そこへ通りかかったキツネ、「一体どうしたというんだね?」と聞くと 仔猫はお互い…
イソップ寓話 「金の卵を産む鶏」より ーーーーーーーーーーーーーーーーー 昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがつつましく暮らしていたんだと。 おばあさんは毎朝、飼っている一羽の鶏の卵をとりに行くのを楽しみにしておりました。 ある朝のこと、…
イソップ寓話 野鼠と町鼠より ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ある時、町鼠が野鼠のところに遊びに行ったんだと。 野鼠は苦労して集めた大麦の穂や、木の実などで町鼠を精一杯もてなしました。 でも、野鼠にはごちそうでも贅沢に慣れた町鼠の…
イソップ寓話 キツネとツルより ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ある日、意地悪キツネがツルを食事に招きました。 キツネは特製のスープをスープ皿で出したんだと。 長い口ばしのツルは平たいお皿からスープを飲む事ができません。 キツネは…