百聞は一見に如かず、という諺があります。
事実を知りたいなら人を介していろいろ聞くよりも一度自分の目で確かめるがよろしかろう、という意味。
インターネットの時代、あふれるフェイクニュースに惑わされてはなりません。
でも稽古ごとの世界では一見は百聞に劣る、という事も。
ま、一度見たくらいでは本当のところは身に付かない、百回でも千回でも繰り返す事で自分のものになる、と。
和太鼓の曲も繰り返し繰り返して身に付くもので言葉を覚えるのと同じと思います。
かつて御諏訪太鼓の笛のCDを百回以上聴いて耳から覚えた事があります。伝統系のものはこうのように耳から覚えるものが多いように思います。
門前の小僧習わぬ経を読む、で繰り返し聞いて(聞かされて)いると自然に覚えてしまうわけです。
テレビから流れるコマーシャルソングを気が付いたら口ずさんでいるのと同じ。
その意味では一見は百聞に如かず、であります。
上を目指してガンバロウ。