youtubeを観ていると、運転免許の高齢者更新講習で行われる認知機能検査対策用の動画がありました。
この講習で出題される内容は、1グループ4枚セットのイラストがあり、4グループ計16枚を記憶し、後で書き出すというもの。
出題されるイラストは4グループ全16枚のものが4セットあるそうです。
合計64枚のパネルは毎年更新されるものではないようで、それならば前もって
64枚すべてを丸暗記しておきましょうというのがこの動画で謳っている対策です。
全64種類を前もって暗記できるツールの購入先も案内されております。
これって考えようによっては一種のカンニングとも言えなくもないかもです。
それにしても認知機能検査講習対策をゼニにしようという抜け目のない人もいるんですね。
需要がある所に供給がある、そこには商売のもとがあるという事なんでしょうね。
しかしながら記憶力の低下は高齢者の得意技でもあります。
最近は人の名前を思い出すのになかなかに苦労してます。
太鼓のお仲間も「あれ」とか指示代名詞の使用頻度が高くなってます。
高齢になると覚えるのが苦手となっていきますが、記憶術というものもあるので、それで日頃から「脳の活性化」を心がけておくのがよろしいようで。
記憶法にもいくつかあるようですが、イメージ記憶法、ストーリー記憶法、場所法等が代表格なんだとか。
私がよく使う記憶術はイメージストーリー法です。
例えば認知機能検査で出題されるイラストに強烈なイメージ付けをし、それでストーリーを考えます。
例題:刀 アコーディオン 足 テレビ の4つ。
イメージ:(血まみれの)「刀」で切られた「足」だけが「アコーディオン」を弾いている番組が古い「テレビ」から流れている。
「あし」の「あ」はアコーディオンのア。
足=テレビのあし。(昔のテレビは4本足)
といった具合です。
どれか忘れてもストーリーを思い起こせば、関連したイメージがつながるので、思い出せます。
場所法は今回初めて知りましたが、よく知っている場所にそれぞれ記憶するものを関連付けるというものだそうです。
場所を自宅として
玄関の傘立てには防犯用の「刀」だらけ、トイレの棚に練習用の「アコーディオン」、子ども部屋のベッドから息子の毛むくじゃらの「足」がのぞいている。居間には映らないブラウン管テレビが。
というように、これもイメージとストーリーを組み合わせ、場所に関連付ける事で記憶を鮮明にしようという方法のようです。
和太鼓の曲も、ことばやストーリー性を持たせて作る事が多いデス。
鴻巣応援太鼓、ひばり応援太鼓、太鼓であいさつ、黎明、はその構造で作ってあります。
日常で字を書く機会も極端に減ってきているので、字も忘れそうです・・・。