日本太鼓協会公認指導員はいまや100名を超え、役員会で様々な検討をしています。
日本太鼓協会が発行している太鼓教本は祭り工房の北原永氏が監修されているため
打ち方や構え方は日本太鼓連盟のそれとは異なっています。
連盟の標準の構えは足は前後に開き、通常左足が前、右足が後ろ、
手は挙げた位置から打下ろす、というのが基本となっているようです。
これに対し祭り工房では足を左右に開く、手は太鼓の面から引き上げて打つ、が基本。
そんな違いはありますがどちらも正解、それぞれ一長一短があります。
さて、本日の講習、参加指導員の「歓喜」の習得を目指しますが、
もう一つの目的はビデオ撮りまで漕ぎ着ける事。
遠方にいる指導員はなかなか参加の機会が無く、教材としてのビデオがあるとないとでは
全然違って来ます。
私は譜面音痴で、譜面から音が聴こえて来ません。
動画などからの耳コピー、目コピーがどうやら性に合っているようです。
ま、これも人それぞれなのでどれが正解、ということはありません。
どういう方法でもまず曲を覚えること、そこから始まります。
「歓喜」は基礎打ち練習曲として作りましたが、正しくは基礎打ち確認曲だと思います。
曲は覚えると流して打つ傾向がありますが、歓喜は自分でチェックをいれながら打つ、
というのが基本となります。
それを全員でやりながら、最終的に太鼓を打つ歓び「歓喜」にひたってもらいたい、
というのが目標です。
さて、指導員にこの意図が伝えられるかどうか・・・・