埼玉のチームが秩父屋台囃子をやりたいとの事で、屋台囃子を教える事になりました。
伝統系の太鼓、秩父屋台囃子、八丈太鼓、三宅(神着木遣り太鼓、神着神輿太鼓)を学んでいた事が
役に立ちます。
日本三大夜祭のひとつに数えられています。
よく三大◯◯と言われますが、誰が決めているんでしょうかねえ・・・。
日本全国にある曳山祭りのルーツは京都の祇園祭にあると言われます。
貞観地震や富士山の噴火を収めるために行われたものだそうです。
持ち帰って生まれたのが三宅島の牛頭天王祭、この時に打たれる太鼓が三宅島神着木遣り太鼓、
通称三宅と言われる太鼓です。
秩父屋台囃子は巡行される山車の中で演奏され、その姿は見ることができません。
狭い屋台の中で演奏するため、長いバチは使えず、短く、その代わり太くなりました。
宮太鼓を抱え込むようにして打つ独特なスタイルで有名です。
今回教えるのは屋台囃子の原型、玉入れという装飾がないものです。
ドコドン/ドコドン/ドコ/ドコンコドン、がそれです。
これに細かい装飾音が入り、トロロロドン/トロロロドン/ウットロ/ドコンコドンに。
シンプルな原型を知った上で複雑な発展系に行く、という方がいいと思うので、
まずは原型からやろうと思います。