日本の食に欠かせない海苔、パリパリがお好みの人、しっとりがお好みの人、それぞれいると思います。
私はしっとり派です。
コンビニおにぎりは海苔とごはんが分離されていて、パリパリのおにぎりを食べられるようになっているものが多いかと。
この包装を考えた人、海苔は絶対パリパリ派だと思います。
遠足や運動会、必ずと言っていいほどおにぎりが登場、これらのおにぎりはあらかじめ海苔が巻いてあり、しっとり型でした。
この記憶があるので海苔は今でもしっとりが好み。
写真のように、ご飯の上におフランスのようなパリパリ海苔をのっけて、しばらく待ちます。
ごはんの湿気を吸ってしんなりした海苔でごはんを包むようにして口に運びます。
パロパリ海苔は口に刺さるようだし、へたをすると上あごに張り付いちゃってとるのに苦労したり・・・。
だからといってパリパリ海苔を否定する気持ちはさらさらありません。
食の好みの問題で論争するほど不毛なことはありませんよって。
ラーメンにも海苔が入っている事が多いのですが、なんで溶けちゃわないのか不思議に思ったことがあります。
あれはラーメン用に厚くて密度の高い海苔を使っているそうな。
ラーメンの海苔もしんなり馴染ませて麺を包むようにして食べるとオイシイ。
昔、お蕎麦屋さんの中華そばには海苔が入ってました。
考えてみるに中華そばに日本の海苔はミスマッチ?
なにか具材をという事で手近にあった日本そばで使う海苔をトッピングしたんじゃないでしょうか。
その昔、寿司で使われる海苔、西欧人には奇妙な黒い紙のように思われて不気味な代物だったよう。
おまけに、寿司は魚を生で食べる野蛮な食べ物と思われていたようです。
食文化の違い、これも論争しても詮無き事、今では和食は世界フードとしての地位を築いております。
そういえば海苔巻きの海苔、細巻太巻きはしっとり、軍艦巻きはパリパリ、ですね。
どちらもそれぞれにオイシイ。