HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:高校授業

太鼓の授業、発表会まで残すところ後3回となりました。

曲はかなり仕上がってきましたが、細かいところが気になります。

本日はまず通しで一回、声が出ていない、上下の動きがない、左右の重心移動が中途半端、

これらを修正する意味でもう一度。

指摘した点はほぼ改善されましたが、新たにパート2の縁打ちに入るとテンポが上がってしまう、

ソロ回しの音が出ていない人がいる、という改善点を告げる事に。

下拍子の要の鉦を担当している女子生徒がとても優秀で、ありがたい存在となっています。

本人はというと、高校性らしからぬメイク、途中大あくびなどをしながら鉦を叩いていますが

肝心なところは大きな音を出したり、なかなかセンスがよろしい。


この鉦の音を聴いてテンポに乗って打つ事、ソロは自信を持って音を出す事を伝えました。

ソロ回しはテンポキープが絶対、これが崩れると全体が台無しになります。

ソロは一人で打つけれどあくまでも全員で一つの音を創っている事を認識する事が大事、

ソロの音の受け渡しは、例えばバスケットやサッカーのパスと一緒で、

受け取りやすいパスを渡すことでゴールにつなげる事ができる、太鼓も一緒で

ソロフレーズはテンポをわかりやすく渡す事が重要なことを伝えました。

最後は個別に改善点を指示、またできている子にはデモ演奏をやってもらうようにしました。

日本の伝統楽器としてチャッパの実演を行いお開きに。