HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

バンコク:ワット・クンチャン

ワット・パクナムの対岸にそびえる巨大な仏像、

私の面白キャッチアンテナマークが三本立ってます!

さっそく運河を渡って訪ねてみる事にしました。

巨大仏像の後ろにはこれまた巨大涅槃像が・・・。

イメージ 1


ワット・パクナムを出ると広くはない路地が続きます。

おっ、警戒するワンコ!?と思いきや道の真ん中で腰を落として力んでます。
ニャンコのようにも見えますが立派なワンコです。

タイの街中はワンコの落とし物を見つけるのはなかなかに難しく
人々がすぐに掃除してしまうのでは?と想像できます。

パリの朝は逆にワンコの落とし物だらけ、
朝の散歩は気をつけるべし・・・。

イメージ 2

バンコクのワンコは概して栄養状態もよく
人に吠える事も、無意味にすり寄って来る事もなく平穏に暮らしているようです。

イメージ 3


途中のお店でみかけた小坊主の像、
なぜか眼鏡をかけています。
タイ語が読めないので何が書かれているのかはさっぱりわかりませ~ん。

イメージ 4

イメージ 5


お寺の敷地に入るとなんともユーモラスなお坊さんの像が目に入ってきます。
どう見てもマンガチックであります。
後ろには猿神モックに支えられ寝釈迦像が横たわっております。

イメージ 6

こちらはクレオパトラのような寝釈迦像。
妖艶ですらありますタイ・・・。
通常は右手で頭を支えていますがこれは・・・。

イメージ 7


ここにも眼鏡小坊主。
何かイワレがあるのでしょうか。

イメージ 8



いよいよ大仏ゾーンに突入。
境内で貝を売っていたおっちゃんにお寺の名前を聞くとワット・クンチャンと判明。
多分にヒンズー寺院の影響があると見てとれます。

イメージ 9

イメージ 10



これはラーフというヒンドゥー教からきた魔神像のようです。
ラーフは太陽と月まで食う恐ろしい食いしん坊。
日食と月食はこのラーフによって引き起こされるとされています。
そう言われると月(太陽)をむさぼり喰ってますね。
その意味もあって時間を司る神ともされているようです。

台座には十二支の干支のレリーフが。

イメージ 11

大仏の足元にもとても大きなラーフ像があり、その下に潜り込んでお祈りしている人が。
私も後で潜ってみましたが、何やら秘部を象徴するようなモノがあり、
写真に撮りましたがちょっと畏れ多くて公開は控えます。
機会があったらご自分の目で確かめてみてくださいませ~。

イメージ 12

境内にはいろいろな像で飾られています。
馬もきっと何か意味があるんでしょうね。
意味不明なのはあまりウマくない・・・。

イメージ 13

こちらはどこの寺院でも見かける女神(?)の像。
髪の毛か蛇か、ムチのように扱っております。

ネット検索で正体が判明。
これはヒンドゥー教からきた大地の神プラ・メー・トラニー(ナーン・トラニー)との事。

釈迦が瞑想中に煩悩(幻想の魔物マーラ軍)に攻められたとき、
大地に指を触れ大地の神プラ・メー・トラニーを呼び出した。
女神は髪の毛から水を絞り出して洪水を起こし、
マーラ群を撃退したとされます。
タイ語でプラは水、メーは母の意だそうです。

イメージ 14



合図で叩かれると思われる太鼓。
タイ滞在中、その音を聴く機会はついにありませんでした。

イメージ 20


ウィハーン(礼拝堂)の前にも様々な動物、鳥の像がいます。

イメージ 15



内部には金色燦然と輝く仏像とお坊さんの像。

イメージ 16

その横にはリアルなお坊さんの像、定番です。
イメージ 17



タイの人々は占いも大好きと見えてこれは十二支にちなんだ占いのようです。
一瞬ゲームセンターにいるかのような感覚に陥ったりもします。

イメージ 18



これはその日の運勢占いか、けっこう何回もチャレンジする人がいました。

イメージ 19

この後、水上バスで市内に戻ろうと考え、境内にいたおっちゃんに相談したところ
携帯電話で聞いてくれ、チャーターになるので3000円ほどかかるとのこと。
いやあ、タイの人ってほんとに親切です。

それではと一度も乗った事の無いバスで戻ろうと無謀な事を思いつき、
おっちゃんにバス停の場所を聞くと
おっちゃんは俺に着いて来いとバス停まで案内してくれました。
いやあ、タイの人ってほんとに親切です。

バスはいつ来るかわからないのでひたすら待てと言われました。
別にあてのある旅ではないのでノープロブレムです。

水が切れたので売店で水を買おうと店の爺ちゃんに伝えるも英語が通じません。
ガラスの冷蔵ケースの中にはジュース類ばかりで水の姿がありません。
自分が持っている空のペットボトルを指し示し、水を、と訴えますが、ない、と。
ないものは仕方ないと店を出ると、床に大きな水のペットボトルのケースが積んであるではないですか。

これこれ!と騒ぐと、冷蔵ショーケースの下の金属の扉を開け、そこにはペットボトルがぎっしり。

何だ、ある所にはあるじゃねえか、という事で冷え冷えの水を2本買い、
一本は案内してくれたおっちゃんにお礼として献上しそこでお別れ。

30分ほど待つと4番のバスが到着。
それに乗って市内へと向かいます。

つづく。