宿の目と鼻の先にちょっとくたびれたお寺があります。
ワット・シープッタバートの表記があります。
屋根の構造とかよくわかります。
木製の扉には金箔の精緻な飾りが施されています。
本堂内部。
重なった屋根は隙間があり、ここから室内の熱気を逃す役目があると思われます。
窓の格子もすべて装飾がなされています。
亀の絵の讃でしょうか。
きっと何か意味があるのでしょうが悲しい事に理解不能です。
本尊。本当はもっと薄暗くて神秘的です。
上座部仏教の仏はちょっと斜視気味のものが多いような気がしています。
スリランカの仏像も正面を見ているようないないような、
これは仏の人知を超えた力を表現するためのものではないかと勝手に解釈しています。
試しに左に寄ってみます。
左目で見据えられているような感じはします。
今度は右に。
これは仏の視界外になっちゃいます。
日本の仏像はどこに行ってもこっちを見ているようなカラクリがなされていたり。
何をうろちょろしているのかね、君は、とでも言われちゃいそうな雰囲気です。
ま、救い様の無い◯◯は自覚しているので、明るい外の世界に出てみましょう。
口を押さえるようにポーズをとる鬼???
月や太陽までさえも食べてしまうラーフか?
そういう人間のややこしい思考とは関わりたくないにゃ、
という感じでニャンコが涼し気に通り抜けていきました。
奥へ進むと日本人の名前や寄進した金額がyenで書かれたボードがありました。
かなりの数の日本人や寺院がラオスのお寺と関係があるんですね。
その上に貼ってあるポスター。
ラオス語表記なので内容がわかりませ~ん。
ちょいと検索して見ると
その隣は衛生環境改善の啓蒙ポスターでしょうか。
さらに進むと新しい建物がありました。
こちらは全体が金箔のデコレーションがされていて派手でいてなおかつシックです。
細部。
入り口の脇は獅子が固めています。
愛嬌ありますね~。
ラオスのお寺のモチーフには金と銀が使われています。
先の本堂の金の仏像も銀の衣装をまとっていました。
軒をささえる梁も独特な様式美を見せています。
龍(ナーガ)をモチーフとしていえうのでしょうか。
その先に日本語の看板がありました。
寄贈とありますが詳細は不明です。
プーシーの丘を示す看板があります。
世界遺産のルアンパバンの街を一望できるというプーシーの丘、
しばらく石段(レンガ段)を登ります。
つづく。