HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

ラオス:ビエンチャン ブッダパーク

タクシーの運ちゃん、観光地4カ所4時間で65万キープでどうかと。
(キープはラオスの貨幣単位です。)

65万キープ!?一体どんだけ高いのだ!と感じますが

10、000キープで130円ほど。

半日観光タクシー貸し切りで7000円ほどですから即OKしました。

ラオス滞在中わかってきたのですが、ラオスの人々は最初からふっかけてくる事がないようです。

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お互いつたない英語で無理矢理会話をしつつ、第一の目的地、ブッダパークに向かいます。

郊外にあるブッダパーク、正式名称はワット・シェンクワン、ガイドブックにも載ってます。

巨大な涅槃像から様々な仏の像があり、ヒンズー教の神々もそこここにあります。
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釈迦の悟りの景でしょうか、像も猿もひれ伏しています。
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三つの頭の像に乗る阿修羅?
解説がないので詳細がわからずわたしの当てずっぽうですが・・・。
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月や太陽を食らうラーフ?
これはヒンドゥー教の魔神の姿だと思います。
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苑の奥にある塔、階段は上に行く程勾配が急になり、最上部はハンガー状態。
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地獄界を表現しているのでしょうか、表情がスゴイ。
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像はレンガを積み、モルタルで造形されています。
かなり細部の表現もされており、この女神のように繊細な指もモルタルで作られています。
ブッダパークを散策していると人間の想像力、創造力のチカラに感心させられます。
ブッダパークはブッダをテーマにした造形公園と呼ぶにふさわしい。

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この像の近くに笛を持つ像があり、妙なる笛の音が聞こえてきます。
オーディオ装置まで工夫して、にくいなあと思いながら当たりを見回すと
音はどうやら垣根の向こうからして来るようです。
よ~く見てみると垣根に草葺きのバラックがあり、その中で笛を吹いている人を発見。
垣根には麻袋が取り付けられていました。
こういうことでいくばくかのお金を得ているわけで、
人間の知恵というか、その才に感心しました。
営業行為は敷地の外ですから問題もないわけですね。


入り口近くにはリンゴのような形をした塔があり、内部を通って屋上に出れるようになっています。
その入り口。
人間とともにその業も飲み込むような狭い通路となっています。

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内部にも無数の仏像が。
狭い階段を頭をぶつけないよう、はうようにあがり屋上に出るとパークが一望できます。
帰りに一階に降りると、出口がありません。
同じところをグルグル回る事になりますが、一旦二階にあがり、
もう一つの階段を下りないと外に出れません。
そんな仕掛けもされていたりで遊び心も散りばめられています・・・。

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ブッダパークのトイレは有料、入り口には子供をあやしながらお母さんが料金を徴収していました。
ラオスのトイレは有料が多いのですがだいたい2000キープ、20円そこそこです。
私設トイレの維持管理にはお金もかかるので当然と言えば当然ですね。

普通のお寺を巡っても「光熱費、水道代のためお布施をお願いします」の看板がかかっています。
ラオスという国を巡って、仏教のお布施という概念が少し理解できたように思います。

ブッダパークに小一時間程遊び、次ぎなる目的地へ。
(と言ってもそれはドライバーのみぞ知る・・・)