ルアンパバンの東側、お寺が建ち並ぶサッカリン通りに建つワット・セーン・スッカラム。
境内を散策してみます。
ラオスの寺院では入り口付近に人がおり、必ず200円ほどのお布施をします。
ラオスでは日本のお賽銭という感覚ではなく、
喜捨という感覚が適当かも知れません。
これは上座部仏教の一つの大きな特徴かも、と感じました。
境内からサッカリン通りの眺め。
スチールの門扉もしっかりデザインされています。
ラオスらしい円形ではなく方形の黄金の仏塔。
それぞれ形が微妙に違います。
お金持ちのお墓の場合が多い。
仏堂に納められているの舟の先端の飾りと掃き清めるためのほうき。
供物を置くお皿。
子供用のほうろう製?年季が入っていてこうなると味わい深いです。
棚下の装飾も何気なく見事です。
内容は不明ですが朽ち果てた古い立仏像のようです。
一部そのまま保存されている場合もありますが、
信仰対象として復元をして今によみがえらせるのがラオス流?
と思われる立仏像の足元にも沢山の仏像。
各寺院に必ずある御座船。
とっても長い木造船です。
お祭りの時にボートレースがあるのでしょうか。
ドラゴンボートレースは沖縄にもありますが龍の飾りはありません。
お坊さんの宿坊と思われるところにある大きな太鼓。
日常の合図に使用されているものと思われますが、ラオス滞在中にその音を聴く事はありませんでした。
魚は特別な意味があるのでしょうか。
ナーガ(龍)もその足に魚を掴んでいたりしましたし。
屋根の上の銀色に輝くナーガ。
鐘と太鼓の鐘堂。
講堂の壁の装飾も美しい。
基壇にも仏教の八輪のシンボルマーク。
ラオスでは金と銀の取り合わせが多く見られます。
これは一体なんでしょう?
龍船のおもちゃ?でもお寺の境内ですからねえ。
こちらにも境内を掃き清めるほうき。
寺院名が刻まれている窓。
軒下には風鈴。
屋根の中心に必ずある棟飾り。
金と渋い朱色の取り合わせが美しいお寺です。
門柱に座す仏像。
仏教が当たり前のように生活と密着している世界遺産の街、ルアンパバンを感じます。
つづく