HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

笛:欲が出る

最近、また笛の練習を始めました。

自分たちの太鼓チームでは笛を吹く人が極端に少なく、ついに私一人になってしまいました。

笛は太鼓と違い、誰でも叩けば音の出る楽器ではないので、音出しまでちょっと苦労します。

そこを辛抱しきれず、モノになる前に諦めちゃう人がけっこういるようです。


チームでは太鼓の曲に併せて吹く場合が殆どで、笛単独で吹く事はめったにありません。

まだ笛吹きが数人いた頃は、太鼓演奏の合間に合奏とかもトライしていましたが

今はそういう機会は殆どありません。


篠笛は太鼓と違い、携帯性に優れていること、メロディ楽器であること、などいい点が沢山あります。

難点は吹きながら歌を唄えない、にっこり笑えないということくらいでしょうか。


かれこれ15年くらい使っている、というか、始めた時から持っている笛(七本調子)が

大分くたびれてきました。

アメリカやフランス、スリランカラオスカンボジアやタイ、最近ではタヒチにもお供で連れて行き、

こっそり吹いていた笛ですが、割れが入り、手直しして使っていますがイマイチ・・・。

笛がまともに吹けない頃にわけもわからず購入したので自分から笛に合わせているという感じが

しないでもありません。

そろそろ二代目の笛を物色してみようか、と思い始めています。

長年の付き合いで、すっかり飴色になった笛は愛着もひとしおなんですけどねえ。

モノに魂が宿る、という感覚も頷けます。

これがプラスチックの笛だとそうもいかないんでしょうね。

本竹の笛は傷やシミなんかもサマになりますが、プラ管ではそれは汚れにしか見えない事でしょう。


かつて一生懸命練習していた曲を久しぶりに吹いています。

日本全国の一都一道二府四十三県の代表的な曲を吹いてみたいという野望を抱いております。
(これ!という代表曲が思い浮かばない県もあるので困っちゃいますが・・・)

曲も本曲だけを吹くよりも前奏がある方がぐっと魅力的になるのでそちらも研究したいのですが

これがなかなかに難しい。

そんな事に悩むのもまた楽しからずや、であせらず気長に取り組もうと思っております。