HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

ルアンパバーン:国立博物館

プーシーの丘を降り立つとシーサワンウォン通りに出ます。
そのほぼ正面にあるルアンパバン国立博物館

イメージ 1

入り口で入場料30,000キープを払い、中へ。
右手には比較的新しいと思われるきらびやかなお堂があります。
イメージ 2

この様式はどこの寺院でも共通です。
イメージ 3

正面階段にはナーガの像。
イメージ 4

右側には7つの頭を持つナーガ。
イメージ 5


天井には釈迦に関する金色のレリーフが散りばめられています。
イメージ 6

ラオス様式に特徴の多重屋根。
イメージ 7

眺めていると心地よい音楽が聞こえてきそうな感覚に陥ります。
とってもリズミカル。
イメージ 8

テラスより博物館を望む。
磨かれた木の床や柱の装飾がとっても見事です。
イメージ 15

エメラルド色の鏡と金箔の取り合わせが何とも美しい。
イメージ 16

床は白大理石、これが裸足には気持ちがよいのです。
イメージ 17
お堂内部には小さな仏像が安置されていましたが、どちらかというと用途は集会施設のようでした。


博物館に向かいます。
イメージ 18

博物館として使われている建物はもともとフランス統治時代にシーサンウォン王とその家族のために
1909年にフランスによって建てられた宮殿だそうです。
フランスはラオスを植民地としていましたが、ルアンパバンを保護領とし
いかにも王権を保護しているように見せかけていたとか。
何だか日本と旧満州国との関係を思い起こします。
内戦の後、現政権のパテート・ラーオがルアンパバンを掌握、建物を接収して
国立博物館にしたそうです。
今では通りの名前にシーサンウォンの名前が残るのみ・・・。

イメージ 9

内部は撮影禁止のためこの古風な木製のロッカーが博物館を訪れた証拠写真となります。
イメージ 10

博物館内部は執務室、寝室、謁見室などに当時の家具や楽器や調度品などが展示されています。
建物が大きいだけに風通しが悪そうな寝室などは果たして居心地がよかったんだろうか・・・。
面白い事に楽器の中にホラ貝がある事を発見、今回太鼓の演奏でホラ貝を持参したので
妙に親近感を抱きました。

ラオスは日本と同じ、家にあがる時は下足を脱ぎます。
これはお寺やホテルでも同じでした。
普通の食料品店でも店の中ではお店の人は裸足です。


イメージ 11

庭にあったベンチの上に大きな手まりほどの果物が。
イメージ 12

この木を仰ぎ見ると大きな果物がたわわに実っておりました。
おいしいのかなあ・・・。
イメージ 13


博物館左奥にはこんな看板が。
ロイヤルバレーシアターだと?
明日の7月8日、18:30からどうやら伝統的ダンスの舞台があるようです。
これは見逃す手はありません。
イメージ 14

建物内部をガラス越しに覗き込んでみます。
イメージ 19

こりゃ楽しみです。

つづく。