プーシーの丘、標高は700mほどののだそうです。
鬱蒼とした林の中にナーガに護られた道が続きます。
途中の岩山には釈迦の像と大地の神ナーン・トラニー。
しばらく階段を上り、振り返ってみます。
と~っても静かであります。
東京などではこういう環境でも下界から車の騒音などが立ち上がってきますが
そういう事はまったくありません。
階段の途中にも仏足石がありました。
自然にできた窪みだと考えられますが、
人間の心理を見るようで興味がつきません。
岩山の祠に数体の仏像が祀られています。
右下にある麻雀ケースのようなものはおみくじ。
左側の竹のくじを引いて出た番号の札をいただきます。
右側にあるのは石の抱き仏だと思われます。
後ほど町のお寺に参拝した時、床にぽつねんと置かれた金銅製の小さな仏像。
後から来た若者二人組、その一人がその仏像をうやうやしく持ち上げて願い事をしています。
その動作を何回か繰り返していました。
彼らがいなくなったあと、まねしてみましたが仏像の重い事!
恐らく15kgくらいあるかも知れません。
自分の限界まで拝むというのは自力本願の上座部仏教の教えですね。
この石像も恐らく同じ使われ方をするものだと思います。
おみくじ詳細。
ラオス文字なので内容は不明です。
祠の右側の穴から白人の観光客がひょっこり顔を出しました。
洞窟のようになっているようです。
私も潜り込んでみました。
10mくらい奥に仏像が祀ってあります。
基壇はコンクリートで固めてあるのはご愛嬌?
洞窟近くにあったお堂内部。
天井にはシルバーの文様、壁には釈迦に関する縁起がびっしり描かれています。
天井の文様。
岩場にはそこここに祭壇が設けられていました。
金と銀、よく使われているのを見かけます。
周囲はジャングルです。
山のあちこちにいろいろな仏像が姿を現します。
寝釈迦が平らな足裏を見せているのも定番の姿。
典型的なラオスの仏像。
しばらく行くとチケット売り場がありました。
ここからさらに上っていきます。
つづく。