何事も遊びは必要に思います。
でも、遊びがあってはならないものも。
例えば、木製の椅子を組み上げる時などは材料同士遊びがあってはガタガタになっちゃう。
かなりキチキチもしくは差し込む材料が穴より大きい場合も。
しかし可動部分がある場合は、遊びを設けます。
ボルト・ナットもきっちり締め上がりますが、遊びがないとボルトは回せない。
なんでこんな事書くのかというと、来年の年初の指導員の合同発表会の指導員チームの構成を考えていて、
とりあえず全体構成、それに基づく配置配役、太鼓の入りハケ、各人の移動などを決めたのですが
出席メンバーの変更があったり、練習参加の可否で本番に出られるかどうかわからない、という状況です。
出演メンバーが確定して、絶対変わらない、という事なら良いのですが、
当日、体調を崩して急遽欠席という可能性もあるし、不測の事態が起こらないとも限りません。
そうなるとかなりファジーに考えておかなければ当日パニックに陥る事に。
その意味で、遊びが必要になると思います。
100%決め込んでおく事は重要ですが、本当は120%くらい決めておくべきかと。
この20%が遊びとなります。
普通に考えると80%くらいに緩やかに決めておいて20%が遊び、となるのですが
80%の決め事だと練習も80%止まりになってしまうような気がしてます。
具体的には誰しもが遊撃手になる、という事。
どう転んでも、何とかできるという力があれば、不測の事態にも対応できると思います。
それでも練習度合いが浅いとか、曲に自信が持てない、というケースもあるので
シンプルなリズムセクションを設定するとか、増やしたり減らしたりできるパートの設定も必要かと。
まあ、不安な気持ちで演奏会に出るのは一番良くないので、準備はしっかりやるべきとも思います。
まあ、太鼓打つ場合は、心にも遊びが絶対必要かな・・・。