土曜日に三宅島郷土芸能保存会の面々を招いて、神着木遣り太鼓の講習会を開催しました。
去年、三宅島に出向き、練習会に参加させていただきましたが、
今回は4人の講師の方に来ていただき、埼玉県蓮田にて講習をしていただきました。
午前中は木遣り太鼓のお話や基礎、午後は打ち込みと神楽、木遣りを。
久々に三宅を打ち込みました。
参加者は24名、三台の太鼓を使い、下拍子に始まり、上拍子のフレーズを確認、
下拍子の口唱歌はドドッドドッで左手から入ります。
下拍子は上拍子を乗せる役割ということ、上拍子に紛れないように音を出してあげます。
上拍子はそう腰を落とす必要もなく、左右への体の振りをきっちり行うこと、
左を打つ時は状態は右に、左ひざが伸びています。
左手のバチを首に巻き付ける感じでしっかり右肩に乗せ、そこから滑り出すように打つ。
体は左へ平行に重心移動、右ひざがのびる状態で右手を打ち込みます。
右手、左手、右足、左足が別々の動きをしながら全体で調和しなければいけないので
初めての人にはこの動きが難題です。
三宅島郷土芸能保存会神着木遣り太鼓は三宅太鼓という世界的に打たれている太鼓の原点、
島では牛頭天王祭(ごずてんのうさい)という7月にあるお祭りで神輿の先導で打たれる太鼓、
4時間ぶっ通しで打たれるそうです。
その祭りの盛り上がりとエネルギー、基本は楽しむということが大切との事でした。
皆は力が入り過ぎていて顔もコワイと。
4時間打ち続ける(もちろん交代で)ために、いかに楽に打つか、という事が重要ですと。
最後の30分は打ち込み、充実の時間を過ごすことができました。
また講習会開催したいと思います。