大太鼓も今回は30人ほどの演奏を観ました。
大太鼓はソロ打ちなので、よけい要素が凝縮するので差別化が難しいです。
生と違い、DVDなので音の迫力は全くと言っていい程伝わって来ません。
そんな中、気が付いた点がいくつかありました。
一人で打つので音は途切れることはあるのですが、
全体に途切れなく繋がっているように聞こえるのが心地よく、
拍子やテンポの変わり目も不自然さが無い方がいいようです。
大太鼓は打面で音の変化をつける事ができ、この面をうまく使っているかもポイント。
同じところを打っているだけだと変化に乏しい太鼓になってしまいます。
また、面を使うという事は見た目のパフォーマンス性も高まります。
例えば、太鼓の正面に立つだけではなく、左右どちらかに立つ位置を変えるのも
音の変化を演出できるのでは?
打ち姿ではバチの軌跡がきれいに通っている方が見た目にいい感じです。
恐らくその方がエネルギー効率もよいように思えます。
大太鼓は打力や曲想、パフォーマンス、すべて独り舞台なので難しいです。