HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太極拳:一通り

簡化太極拳24式のネット独学を始めて約3週間が経ちました。

まずは1式から24式まで、流れはおおよそ掴めてきました。

普通にやって6分くらい、途中つまづきながら何とか最後迄辿り着けるように。

細かいところはおぼつかない部分が満載ですが、考えながら順番を追うことができます。

集中的にやるというのが覚えるコツのようで、寝る前に動画を観て動きと名前をチェック、

床に入ってそのイメージを頭の中でやってみます。

最後迄行けばそのまま安心して眠りに落ちます。

最後迄行かない場合はつまづいたところであきらめて眠り、

翌朝起きた時に再度イメトレ、同じところでつまづいたり、その手前であやふやになったり。

起きてから再度チェック、わからないところを復習、イメージを強化します。

これを繰り返し繰り返し、日が経つに従って眠りに落ちる時間が長くなっていきました。

私は眠るのが得意で、あれこれ悩まずにすこっと眠ってしまう事が可能、

ああ、ここがわからない、覚えていない、忘れた、と思い悩まずにあきらめて即眠っちゃう。


就寝時太極拳のシミュレーションをやるようになって呼吸が深くなり、

より眠りやすくなったような気がします。

太極拳と呼吸法は密接なつながりがあり、基本的には手足が体に近づく時には息を吸い、

体から遠ざかる時に息を吐くのが普通です。

これは武術的に意味があり、相手を打ったり蹴ったりする時に、

発気といって息を瞬間的に吐き、凝縮されたエネルギーを相手にぶつけます。

瞬時に息を吐くとき、腹筋をはじめ体の各部が収縮し、体の全エネルギーを手先や足先に

集めることができ、爆発的なエネルギーを得ることが可能。

これはバチ先にエネルギーを凝縮する太鼓を打つ時とまったく同じで理屈です。

呼吸は腹式呼吸法で腹筋を緊める動きがとても重要となります。

簡化太極拳ではすべての動きがゆっくりで、発気を使うところはありませんが

呼吸は動きと密接に連動するのでいい運動になります。


それにしても動画の太極拳、連綿とした滑らかな動き、かっこいいなあ・・・。