まずは1式から24式まで、流れはおおよそ掴めてきました。
普通にやって6分くらい、途中つまづきながら何とか最後迄辿り着けるように。
細かいところはおぼつかない部分が満載ですが、考えながら順番を追うことができます。
集中的にやるというのが覚えるコツのようで、寝る前に動画を観て動きと名前をチェック、
床に入ってそのイメージを頭の中でやってみます。
最後迄行けばそのまま安心して眠りに落ちます。
最後迄行かない場合はつまづいたところであきらめて眠り、
翌朝起きた時に再度イメトレ、同じところでつまづいたり、その手前であやふやになったり。
起きてから再度チェック、わからないところを復習、イメージを強化します。
これを繰り返し繰り返し、日が経つに従って眠りに落ちる時間が長くなっていきました。
私は眠るのが得意で、あれこれ悩まずにすこっと眠ってしまう事が可能、
ああ、ここがわからない、覚えていない、忘れた、と思い悩まずにあきらめて即眠っちゃう。
就寝時太極拳のシミュレーションをやるようになって呼吸が深くなり、
より眠りやすくなったような気がします。
太極拳と呼吸法は密接なつながりがあり、基本的には手足が体に近づく時には息を吸い、
体から遠ざかる時に息を吐くのが普通です。
これは武術的に意味があり、相手を打ったり蹴ったりする時に、
発気といって息を瞬間的に吐き、凝縮されたエネルギーを相手にぶつけます。
瞬時に息を吐くとき、腹筋をはじめ体の各部が収縮し、体の全エネルギーを手先や足先に
集めることができ、爆発的なエネルギーを得ることが可能。
これはバチ先にエネルギーを凝縮する太鼓を打つ時とまったく同じで理屈です。
呼吸は腹式呼吸法で腹筋を緊める動きがとても重要となります。
簡化太極拳ではすべての動きがゆっくりで、発気を使うところはありませんが
呼吸は動きと密接に連動するのでいい運動になります。
それにしても動画の太極拳、連綿とした滑らかな動き、かっこいいなあ・・・。