太極拳を本格的に再開して約一ヶ月、細かいところを修得するのに苦労してます。
マンションの集会室で毎週土曜日、9時から1時間のレクチャーです。
実際に体を動かしてみると、気のせいか気の巡りがよくなるような気がします。
大体4~5人でやっていますが、習い事は一人で覚えないと始まりません。
でもこの覚える行為、太極拳は独りじゃダメなんです・・・。
そんな太極拳の動きはとてもゆっくり、これが体にはとってもよさそうな気がしますが
恐らく修得するのにゆっくりじゃないと無理だからなんだと思われます。
一つ一つの動きをゆっくりやりつつ、それこそゆっくり自分のものにして行きますが
太極拳は元々武術なので、動きの一つ一つに武術的意味があり、
単にカタチを覚えてもその用法=使われ方を理解しないと「真実味」がないと思っています。
youtubeではその用法を解説してくれているものもあり、とても助かります。
相手が蹴って来た時の防御と反撃、相手の腕をとり関節を折る用法、
相手の足を踏みつけて動きを封じて思い切り吹っ飛ばす、など
そこには凄まじい武術の世界が広がっています。
その意味では太極拳を行う場合、常に相手を想定してやる必要があり、
これが太極拳は一人でできるけれど独りではできないという理由です。
そこが踊りの振り付けとは違うところだと思います。
理論に裏付けされた太極拳の動き、修得するにはまだまだ時間がかかりそうです。