北日本大会、東日本大会、西日本大会、南日本大会、それぞれの地区で優勝、準優勝すると
日本一決定戦への参加資格が得られます。
今年の太鼓祭り日本一決定戦は12月18日、大宮ソニックシティで開催されます。
この太鼓祭りの特徴は観客投票と特別審査員の投票数で順位が決まるところ。
これは主宰者の日本太鼓協会の諏訪会長のアイディアで、
ごく少数の審査員よりは、多くの観客による評価の方が公平ではないか、との理由から。
審査員はその人の好みや考え方で評価が偏る可能性があること、
観客がいいと感じる太鼓が優れているのではないか、との考えからとの事です。
具体的には太鼓祭りは有料で、1000円~1500円のチケットを購入します。
このチケットには二枚の半券がついており、それが投票券になります。
観客投票ができるのは組太鼓ジュニアの部(小学生以下)と一般の部(中学生以上)の二つ。
もう一つある大太鼓の部は特別審査員(8~9人)による採点で決まります。
ジュニアの部と一般の部は続けて演奏され、終わった時点で休憩タイムがあり、
その時に会場にセットされた投票所で投票してもらいます。
各太鼓チーム毎の投票箱が用意されていて、観客は一番と思うチームの箱に投票券を入れます。
投票(休憩)が終わると大太鼓の部が始まり、裏方は集計を始めます。
大太鼓の特別審査員票も出揃うとゲストによる太鼓演奏があり、この間に集計を終わらせます。
特別審査員の占める票は全体の三分の一くらいだと思いますが、
観客の評価は大体正しいと感じます。(一位二位の前後はあってもほぼ同じ評価)
団体によるチケット買い占めによる不公平さの問題も取り沙汰されますが、
結果を左右するほどの影響力はないのではないかと・・・。
しかし、出演団体が固定化されてきており、マンネリ化の傾向があるのがオモシロくないです。