HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太極拳:太極マークが意味するもの

太極拳もだいぶカタチになってまいりました。
今やっているのは楊名時太極拳、日本健康太極拳協会のもの。
武闘派のものではなく、健康体操に近いものです。
中国の二十四式簡化太極拳と若干異なるところはありますが、
格式の名前や順序は同じです。

毎週土曜日の9時から1時間、マンション集会室で7~8人で習っております。
一回で二式ずつ、それに楊名時太極拳の特色である八段錦、百花拳を。
十二週、3ヶ月で二十四式一周りとなります。

太極拳をやった後は体の芯が心地よい疲労感に包まれます。

健康太極拳では武術的な事は詳しくは教えてもらえませんが
今はyoutubeで検索すればあらゆる情報が手に入る時代、
太極拳も例外ではありません。

太極拳の動きは
受けていたと思えば攻撃に、
防御と攻撃が途切れなく連綿とつながっています。

それを表したのがこの太極図。
世界は陰と陽から成り、陰と陽は表裏一体である。
白は陽、黒は陰
を表し、陽が極まった所陰が始まる。
また陰が極まったところ陽が始まる。
それぞれ陰の中心には陽が、陽の中心には陰が存在する。


イメージ 1

実際、太極拳の推手という練習方法はこの図の通り、
二人が向き合い、技を掛け合います。
一人が押す=攻撃、もう一人が受ける=防御、
攻撃が極まったところで防御に入る。
以前、武闘派の教室でこれをやりましたが
攻撃側は限界迄押して来るので、それを受け流せないと防御側は倒れてしまいます。
ぎりぎりのところで防御が可能となります。
その次は立場が逆転、相手が倒れそうになる迄攻撃します。
攻撃、防御と言っても打ち合うわけではなく、
押したり引いたりの重心移動をゆっくりとその限界まで行う。

また手の向きが表だったものがそのまま裏になったり、
すべての動きが連環している事を実感できます。
推手は太極拳を理解する上でとてもいい練習になります。

これを詳しく紹介している動画をご覧いただきたい場合は上の太極マークをクリック!