HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:本番直前練習

来週の神社奉納演奏を控えての本番練習、当日の直前練習を除けば本日が最後の練習です。

ああそれなのにそれなのに、演奏に出る全員が集まらない・・・。

まともな練習ができる最後の日にも拘らず練習に出て来ない人がいる、本番大丈夫か?!

中には重要なポストもあり、観客を馬鹿にしてんじゃね~の?と言われても仕方がないでしょう。

自分たちにとって演奏会ってなんなんでしょうねえ。


本日の基礎打ちで皆さんに伝えた事、それは太鼓に向かう時の私なりの三原則でした。

かつての指導者に伝えられた事、自分たちはすぐに忘れてしまうけれど、これは私の原則として

今でも原点回帰の時に思い起こしています。

一、自分の音を聞け

一、人の音を聴け

一、お互いカバーしあえ

というもの。

自分が一体どんな音を出しているのか、どんなテンポで打っているのか、自分勝手に打っていないか、
まずは自分の音を聞け。

地打ちがきちんと聴こえているか、それにあわせているか、周りの人がどんな音を出したがっているのか、人の音を聴け。

人がミスっても決して非難せず、そのカバーにまわる事。お互いカバーしあわないといい太鼓にならない。

そんな話をしつつ、本日の基礎打ちはちょっと荒治療を。

定番の基礎打ちを前に出て一人づつ打ってもらうという事をやりました。

全員で打っていると紛れてしまい、上記の自分の音を聞く事ができません。

恥ずかしいとか打てないと嫌だなあとか感じるかも知れませんが、演奏会では人前に晒し者になるわけで

この際あきらめて覚悟して打ってくださいと。

本番ではそれくらい覚悟をしないとね。

左右の音のアンバランスや細かいフレーズで走り出しちゃうとか、声が出ていないとか

それぞれ自分を発見したところがあるようでそれぞれプラスに働くことを祈ります。


集団はとかくややこしいものですが、太鼓を打つために集まっているわけですから太鼓以外の事は

ど~でもよい事、いい太鼓が打てる集団になってほしいものです。