先日のチーム練習、6月の演奏会に向けての曲練がメインとなりました。
私は演奏会欠席なので出席メンバーが演奏している時は観客として演奏を眺めています。
演奏会出席メンバーの演奏の後、観客となっていた人も入れて全員で。
観客として眺めているといろいろな点が見えて来ます。
太鼓の面を見つめている時が多かったり、間違えた時の照れ笑い、
宮太鼓が走ってしまい下拍子の締めと遊離・・・。
太鼓の面を見つめるとうつむきになり暗い印象に。
日頃の練習から顔を上げ目線の位置を決めて打つようにしたいもの。
たとえ間違えてもそれを自ら認める照れ笑いも厳禁です。
間違えても一生懸命打ち続ける気迫を練習の時にも発揮すべき。
下拍子とずれてしまった時は大太鼓を合わせるのは無理なので下拍子の方で寄り添うべし。
自分は正しいテンポを刻んでいるのだからそれに合わせろ、というのは全体を壊します。
練習の時は大太鼓は細心の注意で下拍子に耳を傾けテンポをキープする事が必要ですし、
下拍子は指針となるテンポを皆に示すように 揺るぎなく打つ。
しかし本番でそれをやっていると演奏自体が破綻し観客が首をかしげる結果に。
下拍子は変な意地を張らずに機を見て敏に反応すべきでしょう。
下拍子を担当しているとリズムが細かくなるところで大概皆が走り始めます。
例えばぶちあわせ太鼓のドンドコドンドンドンドンドンドンのドコ部分以降で
手綱が弛みどんどん走ってしまう傾向にあります。
先日基礎打ちを担当した時もドンうんドンうん→ドンドンドンドンになった時に
えらく走り出してしまいました。
これはもう下拍子を無視して好き勝手に打っているようなもの、
テンポをキープするために練習する基礎打ちで、これはちょっといただけません。
すべての練習が終わった後、新曲の新機軸の提案を指導者に観てもらいました。
今までは伏せ打ちばかりでしたが、それに斜め打ちを加えては?という試み。
斜め打ちの方が見た目のバリエーションが付加しやすく、
変化のある太鼓にできるのではないかと考えた結果です。
八丈や三宅は横打ちで左右の手の使い方に違いがあるところからの提案ですが
我々のチームには横打の台がなく、斜め台ならあるところから斜め打ちになった次第。
提案する事はまったく問題ないとの事で採用うんぬんは今後の展開となります。
私も今新曲を作っていますが、打ち方のバリエーションがいろいろ広がる余地が
ある方が曲としてはおもしろいものになるように思います。