HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:年間計画

とりあえず4月12日の初めての授業に向けてやる事を整理してみました。


必要なツール:名札用養生テープ、油性ペン・白板


※事前打ち合わせで、生徒は結構奔放で、名前が書いてある体操着等人のを借りたりするので、
本人の名前ではないものを着ていたりする、との事。
養生テープに油性ペンで名前を書いたものを胸に貼ってもらう。

話すだけでは聞き流してしまうため、白板に書くと視覚からも情報を得るので白板を用意してもらう。
また、メモを取る用意をしてもらう。


〈1〉挨拶
テーマ:太鼓は表現するもの、できるものである。
言いたい言葉を太鼓の音に置き代えてみる。例:こんにちは→ドンドコドン
自己紹介時に、それぞれ言葉を考えてもらい、鼓の音として打ってもらう。→各人の力量を見る。
太鼓団体名を募集して決める。→参加意識の向上
 
〈2〉太鼓とは?
太鼓は何でできている?→道具を知る
バチは?樫の木=堅い木、堅い魚は?、ニンベンに堅いは?


  太鼓の種類:締め太鼓、長胴太鼓、桶胴太鼓・それぞれの特徴
  太鼓の打ち方:斜め打ち、横打ち、伏せ打ち、正面打ち
  太鼓の歴史:伝達手段(大きな音)=合図・時報として→離れたところで「2時45分」を太鼓で。

  「ドーンドーン(2) ドンドンドンドン(4) ドコドコドン(5)」

④芸能・音楽:雅楽=世界最古のオーケストラ、太鼓、笛、鉦、神楽(神事)、里神楽、お囃子
姿勢・構え・バチの持ち方、斜め打ち・横打ち・締めの打ち方
注意事項:話し中は音を出さない

   曲打ち:歓喜の紹介・曲、譜面の見方→次回へ

以上を二時限(50分×2)で。


9月の発表会に向けての予定

  導入部おろし(神事)、締め(テンポ決定)重奏(テンポ引き継ぎ)、打ち始めの構え
   下拍子の役目(上拍子を乗せる)、長胴AB(フレーズを共有)
③左右の強打・クレッシェンド(音の大小)
④掛け声・受け渡し、無音の効果
⑤合図・縁打ち(基本フレーズと応用の打ち方)
  縁と皮打ち分け
  掛け声、縁と皮での受け渡し
  合図、ソロ
  フィニッシュ、下拍子のテンポを空でキープ
  総合、9月発表会へ


前半は以上で、歓喜の演奏を目指す。後半・歓喜発展系としての横打ち複数複打の研究

と、全体のイメージを自分なりに把握してみました。
場当たり的ではなく、最終イメージを描いて、タイムスケジュールを作ってみる、
やりながら場当たりも必要かと考えています。
とにかくやってみて、理論と実践の往復運動が必要かと思っています。

後、考えておかなければならないのは、それぞれの進歩の違いにどう対応するかでしょうか。
これは〈1〉の自己紹介太鼓で、センスのあるなしがなんとなくわかるのではないかと期待してます。

口には出しませんが、こちらも経験を積まさせていただく所存です。