HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:弁舌

先日、いつもお世話になっている都立深沢高校で、和太鼓部の定期演奏会がありました。

ゲストに同じく都立の美原高校を迎えて10曲が披露され、

高校との打ち合わせが終わってから後半戦を拝見しました。


曲は我々も演奏させていただいている顧問のオリジナル曲が多く、馴染みのあるものが殆ど、

ですが、我々のものとは別物のように早いテンポで、若さほとばしるものでした。


曲の合間に部長の挨拶が入るのですが、これが早過ぎて何を言っているのか理解できません。

おしゃべりも演奏のうち、これも楽しんでもらう事を研究すべきと思います。

以前、埼玉の太鼓祭で、議員さんたちが挨拶するのを目の当たりにしましたが、

さすが職業柄みなさんおしゃべりが巧み、間の取り方、抑揚など人を引き込む力があります。

話の内容も適度にユーモアがあり、本質をつく言葉も。


太鼓打ち(に限ったことではありませんが)は太鼓の技術に話術も加えるべきでしょう。


演奏の方は、美原高校は伏せ打ち、斜め打ち、横打ち、担ぎ桶、チャッパなど多彩なスタイル、

これに対し深沢高校は伏せ打ちと大太鼓、ドラと構成はシンプルです。

それでも以前と比べるとかなり舞台を意識する構成になっていました。