HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:下拍子抜き

本日の練習、指導者が見えられるのは年内最後となりました。

基礎打ちをやっていると指導者がお見えになりました。

そのまま続けて基礎打ち内容を見てもらいます。

1分は両手打ちで。これは指導者発案で、普通は右利きのためどうしても左が弱くなります。

太鼓は基本的に左右同じ音、同じ動きが求められます。

そのために左右同時に打ち、右手の動きを左手に習わせるという目的で両手打ちで。

その後は左右で2分、4分、8分まで打ちました。

途中、下拍子の音を聞こえないくらい小さくしてテンポを保つ練習も。


基礎打ちを指導者にバトンタッチをして、指摘された事、

一分の時の手をあげるタイミングが揃っていない。

これは①234で打つ時に①23ハイと声を出す事で揃えられる事を発見しました。
(①で打つ)

また、一分を打つときは背中から起動し、手だけで打たないように気をつけてくださいと。

それと8分の時4人のうち1人の手の動きが小さい事を指摘させてもらいました。


その後、指導者のオーダーで下拍子抜きで曲を打ちましたが、基礎打ちのせいかテンポが揃っていて

今までで一番の出来と褒められました。

次に重い演奏をして欲しいとののオーダーがあり、はて、重い演奏とは?となり

テンポや動きを意識してやって見ました。

西洋音楽ではこの重いとかキラキラしたとか、形容詞がつく表現を求められる事は普通だそうで、

曲をどう演奏すべきかをイメージするという行為が求められるそうです。

この表現をするという気持ちを持つことはとても重要で、

太鼓の場合はそこまで気が回っていない場合が多いと。

その意味では太鼓も音楽と捉えて演奏してもらいたいとも。

次には重くて躍動感のある演奏をというオーダーが。

ここで具体的なイメージとしてシャチがジャンプしているような、との提示があり

皆共通するイメージを描けたようです。

その後、下拍子を入れて同じ曲を演奏しましたが、下拍子に頼るせいか音がばらけるとの事。

演奏している側から言わせてもらうと下拍子の方がずれちゃったりしてます。

下拍子抜きの方が集中力が上がるようです。

そんな事で課題が見えてきた練習となりました。