HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三宅考64

左手の打ち込み
今回は大先生がお見えになりました。
左手の打ち込みをメインに。
 
左手を右肩に背負い、その時肘は自分の顔の正面より右にくるように。
そうする事で腕の振りの範囲が広くなりより強い音を出す事が可能となる。
 
この時左足は伸ばし右足を曲げた状態。
 
左を打ち出す時にわずかな腰のひねりが起動となりその回転力が脇、肘、バチに伝わって行く。
 
構える時肘が下がらないように注意。
肘が下がると力の方向が打面に向かわない。
 
腕、肘、手首、バチが同一平面上にあるのが力を無駄なく使える動き。
 
打ちだす前に溜めを作れる人は溜めて打つ。
溜めができない人は挙げた左手を素早く右肩に戻し、背負ったらそのまま打ってもよし。
 
各人が打ち方を発見、研究してくださいとの事でした。
 
 
もう一つは地打ちの打ち方をやりました。
 
右手の打ち方は手首を柔らかく使って打つ。
今回気がついたのは打つ時ではなく戻す時に手首にヒモが付いているような感覚で
手首がどこよりも先行して戻ること。
 
バチは遅れて後を追うような動きです。
ちょうど団扇を横に力を抜いて煽るような感じ。
この場合でも肘が基点になり、腕は殆ど動きません。
 
太鼓は打つというより引くという事を実感した一日でした。