HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三宅考112

本日の稽古は10人と少なく、太鼓三台使うと休む間もなく順番が回ってくるのでたいへんです。
 
初心者が多く、下拍子が乱れる場面もしばしば、やはりベテランも適当にいないとですね。
 
本日の自分で設定した目標は左を打った時の右手の仕舞い。
 
それと左を打ち込む前の太鼓に向かう姿勢。
 
左を打ち込む前の姿勢は左肩を落とし右肩を上げる、
 
これによって太鼓に向かう気持ちをカタチに表す事ができます。
 
左を打つと同時に右手も開き、一瞬止める、この体を開く動きが瞬間的にパワーを出す力の源になります。
 
腕の振りではなく、体を開く力を腕からバチに伝える。
 
以前、太鼓は打つものではなく引くもの、と発言した事がありますが、
 
まさにこの引く意識がバチのスピードをあげます。
 
引く、という表現がぴったりきませんが、自分の肘にヒモがついていて、
 
打つ方向にその紐をグイっと引いて腕を動かす感覚、これは伏せ打ちでも同じです。
 
三宅や八丈などの横打ち、特に左手はこの引く感覚がつかめないとうまく打てません。
 
でんでん太鼓の感じです。
 
本日個人的に指摘を受けたのは左バチの打ち込みの角度、手の向き、打ち込んだ後のバチの静止、
 
でしょうか。
 
音は確実に出るようになったので、これからは打ち姿の研究課題に取り組もうと思っています。