是が非でも 開催したけりゃ 無観客
一年遅れの東京オリンピック、いよいよ今月23日開会式が予定されてます。
新型コロナ禍の中、中止や延期論も科学的に検証される事なく一貫して開催の方針に合わせて事が進められてきました。
人の流れを抑制して感染拡大を防止する策として緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置がとられ、国民は1年以上にわたりじっと我慢の子状態を強いられました。
オリンピックだからといってその基本方針が崩されていいわけありません。
安全?安心?なオリンピックを開催するのであれば人流は徹底的に抑えるべし。
選手たちには申し訳ないけれど無観客開催が理にかなっていると思います。
新型コロナ禍がおさまる気配がない中、開催はする、感染は抑える、の二兎を追うとしたら無観客開催を早く決断すべきでしょう。
今までのような泥縄式では一兎も得られなくなりますゾ。
観客を集めるという事はその分人が動き、ウィルスも同行。試合が終われば電車は大混雑、まっすぐ帰らずに祝杯をあげる、なんちゅう事も。
テレビでは五輪スポンサーがオリンピック礼賛CFを流し始めました。
ヘタをすると感染拡大に手を貸す事になり企業イメージにも響くことになりかねません。
オリンピックはおとなしく自宅でテレビ観戦。
飲食はデリバリーで感染防止。
あと3週間で新型コロナ禍がおさまるとは到底思えないし、TOKYO2020は震災復興の証でもなく、新型コロナに打ち負かされた無謀な証として開催される事が濃厚になりつつあるようです。