オリパラは リモート大会で ありました
TOKYO2020オリンピック・パラリンピックが閉幕、新型コロナ禍真っ只中での開催、関係者や出場選手の皆様にはお疲れ様と言いたい。
テレビ画面の向こうで繰り広げられた熱戦はどことなく遠い国の出来事のようで、肌感覚がありませんでした。
しかしながら無観客試合はオリパラ開催の最低条件であったでしょう。
中止の声も上がっていましたが、選手の事を考えるとむげに中止とは言えない気分。
無観客として人流を止めたおかげで感染拡大は抑えられたように思われます。
どこかのアホ大臣がテレビ視聴率と感染率との関係に言及していましたが・・・。
現実に目を向ければ巷では入院できない患者であふれ、自宅で人知れず死に至るケースも発生、自宅でのんびりテレビ観ていられない人が数万人という異常事態に。
手放しでオリパラのお祭り騒ぎを楽しめる世情ではありませなんだ。
今回はオリパラを社会から隔離させて何とかかんとか開催できた大会となりました。
政府が目論んでいた復興五輪や人類が新型コロナに打ち勝った証としてという輝かしい成功体験はどこかに消し飛んでしまいました。
また、ボランティアスタッフの弁当やマスクなどの備品が大量に廃棄されたとか、パラ選手が選手村で無人バスと接触し出場を断念したりとか、バッハ会長が銀ブラを楽しんだりとか、許されない不祥事も発覚。
オリパラで浮かれている最中に世界中で異常気象による自然災害も多発、地球が限界に近付きつつある事を実感します。
人類はいつまでオリパラのお祭り騒ぎを続けられるものなのか・・・。
夢ばかり 追うと足元 すくわれる