古今和歌集については平安の勅選和歌集第一号という事が判明しました。
新古今和歌集というのもありますね。
武士社会の台頭、貴族社会の終焉を予感してか耽美的、情緒的な傾向が強いとされています。
歌が政治と密接な関係を保っていたからなせるワザだったように思われます。
それぞれの時代、天皇による一大政治イベントだったようです。
何れにしても歌に寄せられた思いは今も人々に訴えかけてくる力を持つものであり、
そんな古人の微妙な心情が書き残されているという事はすごいなあと素直に思います。
墨と和紙という優れた記録の道具にも感嘆したりします。