年明け1月14日に、公認指導員合同研究発表会というものを開催します。
今回で3回目、ホールを借りての催しとなります。
もともとは正月に暇こいている太鼓馬鹿が正月3日に集合して初打ちやろう、
という自然発生的なものでした。
当然スタジオは正月休みなんですけど、協会会長自ら鍵を開けてくれるという大サービス、
声をかけると13人ほどの指導員が集まり、とても楽しい時間を過ごしました。
翌年からは、指導員が活動しているチームが演奏会形式で発表するという形態をとり、
ホールを借りて行いました。
指導員のチームがどんな太鼓をやっているのか、お互い勉強になるし、
いい刺激を与え合うというものになったと思います。
反省点として、ただの演奏会ではなく、指導員の立場で意見交換ができれば、というものがあり
翌年は質疑応答時間を設け、演奏上のポイントなどの話を聞いたりしました。
3回目となる今回はより発展させ、あらかじめ研究テーマを掲げてもらい、
その発表会というカタチにしてみました。
というのも演奏メインだと演奏を見せるのが主目的になり、出番前に外でエアで練習し、
他のチームの演奏を見ない、とか、自分たちのチームの演奏ばかり重要視する傾向がありました。
演奏だけだと、いつもやっている練習の成果を見せるばかりで、
別に指導員が集まってやる意味がないんじゃないかと。
今回は初めての試みのため、役員から戸惑う声も聞かれました。
一番多かったのは、テーマを絞らないとわからない、というもの。
でも、太鼓の練習をする時にはただ漫然としているわけはなく、
指導員であれば指導のテーマを掲げてやっているハズ、
そこには悩みや苦労などが必ずあると思うわけです。
それらを持ち寄って皆で解決方法を探ろう、というのが今回の趣旨で、
テーマを絞ったら視界が狭くなってしまう。
立派な大人なんだから、テーマくらい自分で考えなさいと。
テーマを与えられないと何やっていいかわからない、
というのは指導員の資格はないんじゃないかと思うわけです。
テーマ自体はたくさん転がっており、演奏がなぜ早くなってしまうのか、その理由と解決法、
高齢者や幼児に対しての太鼓指導のポイント、
集中力を高めたり持続させるノウハウ、作曲のツボ、◯◯に効果的な基礎打ち、
息を合わせるための練習方法・・・などなど。
1テーマ30分で8チームに発表してもらう予定です。
これも試行錯誤の一つです。