本日、冷蔵庫に一個だけあったレタス炒飯おにぎりを発見。
実は「おにぎり」ではなく、ラップに包んだ「おにぎらず」が正解かも。
おにぎりを検索してみると、おにぎりの原型は平安時代に遡るとか。
しかし、この頃は餅米で、今のうるち米のおにぎりになったのは鎌倉時代なんだと。
実は日本に稲作文化が伝えられた弥生時代の遺跡から、
炭化したおにぎりのようなものが発見されているそうです。
おにぎりについて感心する事、それは海苔で巻いてある点です。
お米だけでは米粒が手にくっついちゃうところ、海苔で巻く事で容易につまんでいただける、
これってすごい工夫だと思います。
海苔は江戸時代に普及したこともあり、海苔で巻いたおにぎりも一般的に。
それまでは焼きおにぎりにする事でベタつきを回避していたようです。
今では肉巻きおにぎりなんてえのもありますが、これは素手ではいただけません。
のり巻きも同じ事が言えますね。
アメリカ生まれの裏巻きはこの長所を無視したもの?
一説によると、真黒な紙のような「奇妙な」食べ物である海苔を隠すための方策であったとも。
おにぎりはその黒い海苔だけではなく、大葉や昆布で巻いたりいろいろなものがあります。
米離れが言われて久しいですが、お米文化の代表的な存在のおにぎり、好きですけどねえ。