それに比べると倍の人数です!
歓喜フルバージョンを試してみました。
大太鼓の両面カワズ打ち、最初は息が合いませんでしたがやって行くうちいい感じに。
大太鼓のカワズ打ちの後、篠笛で「さくらさくら」のテーマ、
それに続いて締め太鼓の下拍子、長胴での上拍子に分かれて本曲を。
長胴ABに分かれるところは皮と縁で打ち分けます。
それぞれのソロをやって、拍手で尻取り、最後フィニッシュのテーマで緩んで終わり。
一通りやってカタチが見えてきました。
ソロは笛やチャッパ、ドカン、大太鼓を入れても成立しそうです。
二人でできればそれ以上も問題無しとわかりました。
練習の成果ありです。
この後、歓喜横打バージョンをやってみました。
1台の太鼓の裏表で上拍子と下拍子を担当、通常の歓喜に続き、
実は横打練習用の二番を考えていたのでそれをやってみました。
裏拍と縁を練習できるバージョンとなっており、なんとかカタチになりそうです。
一番の打ち出しの16分は横打ではちょっときついかもということで、
ここを裏拍のスットン×4スットーンドドンというフレーズに代えてみました。
新しいフレーズが出て来ますが、そこは横打という事で覚えてもらうしかないかなと。
2時間ばかり試行錯誤を重ねて歓喜フルバージョンのカタチが見えてきました。
参加人数が少ないとまともな練習ができませんが、こういう研究ができるので痛し痒しです。
午後になって、桜フェスティバルに演奏に行っていた深沢高校の生徒達が戻ってきました。
引率の先生も見えられたので、後で八丈太鼓をやりましょうとお誘いしました。
先生は5年間八丈島に赴任していて、今も八丈の六人会の人たちと一緒に練習しているそうです。
「ゆうきち」を一緒に打ち、その後太鼓談義に花を咲かせました。
同じ舞台で太鼓が打てるというのはとても楽しいもの、いろいろ太鼓やっててよかったなあと
思います。
シンガポールで三宅のワークショップに参加した時、主宰太鼓団体が深沢高校顧問の「感謝」と
いう曲を打っているのにはビックリしましたが、曲を知っていれば一緒に打てるわけで、
その時に太鼓の共通言語があったらなあと思うようになりました。
「歓喜」がそれになればまっこと嬉しい限りです。