大太鼓の一本打ちは林英哲氏が先駆者、その流れが今に引き継がれています。
八丈太鼓では下拍子と上拍子の二人で打ちますが私が練習に取入れたのはそれを一人で打つ一人八丈。
下拍子を自分で刻みながらそれに上拍子を乗っけて行く、こうすることでテンポ感が養えます。
逆に言うと上拍子の隙間を下拍子で埋めて行く。
八丈太鼓は下拍子抜きでは間延びして面白くありません。
これって大太鼓の一本打ちでも同じ事で、常に音を出し続けていないとつまらないものになります。
自然な流れや意外性、心地よいフレーズなどすべて一人でまかなわなければなりません。
そこで考えたのが大太鼓の一人八丈バージョン。
基本は正面打ちではなく横打ちスタイル、でもまだ大太鼓で試してないので
ほんとにできるかどうかは未知の世界ですけど。
どちらかというと音以外に打ち姿も見せる要素が入る太鼓になればと。
それと下拍子の代わりにバチを鳴らしたり足踏みを入れたりしたらどうかと考えています。
太鼓の打ち方に制限はありませんから・・・。(人はこれを邪道という?)
名付けて一か八丈太鼓(いちかばちじょうたいこ)、一か八かの大勝負となります(笑)。