クイのない 工事をしたのは 3000件
旭化成建材の杭打ちのデータ改ざんが問題になっています。
横浜のマンションで隣棟と3cmズレている現象が住民に指摘され、
そこから基礎の杭打ちのデータが改ざんされているのが明るみにでました。
マンション住民にはなんの落ち度も無いのに、日常生活や将来に不安や苦痛をもたらすひどい行為です。
ドイツのフォルクスワーゲンのデータ偽装、
アネハの構造計算偽装、
食材や生産地偽装、
その他もろもろ偽装問題は後を絶ちません。
原発なんかも大丈夫なのかいな・・・。
偽装してまで得たい物は、やはりカネなんでしょうか。
納期や利益に追われるのは資本主義経済の宿命ですが
カネのためにモノづくりの良心を捨てるとき、偽装が始まるのでは?
どうせわかるわけがない、みんながやっている、自分には関係ない、
というような無責任さが横行している様に思います。
職人はクイの残る事はしたくない、と誇りを持って仕事に向かいます。
そういうプロとしての誇りに埃がたまっちゃったのでしょうか・・・。
日本のモノづくりは信頼の上に成り立っていると思いたいのですが、
カネが絡むとその信頼が崩れ去ってしまうケースが多くあるのでは?
それにしても今回の事件は基礎の大切さを再認識する事件になりました。
何事も基礎をおろそかにすると成り立たないと・・・。