最終日、東京へ帰るバスは22:50発、
腹ごしらえは駅ビルの二階にある回転寿司で。
オーダーしたのはおまかせにぎり1600円也。
にぎり、巻物11ヶと味噌汁はご自由にというもの。
味噌汁はエビの頭がゴロゴロ、セルフサービスでお代わり自由です。
ニギリもどれもおいしゅうございました。
別皿で頼んだのは北陸名物のガスエビ。
地元でしか味わえないとあって私も初めていただきます。
プリプリというよりはトロトロという感じで
エビの甘さが口中に広がりました。
頭が付いていますが唐揚げになっていて、これが絶妙にうまかったあ。
いったんはスルーしたんですが店の前の駐車場にタクシーが一台停まっていて、
それが妙に気になってのれんをくぐる事にしました。
タクシーの運ちゃんが食事をしているという事はそれなりの理由があるに違いないと・・・。
加登長は後でお店のご主人に聞くと金沢の市内にいくつかあるとのこと、
このお店も暖簾分けしてもらったとの事でした。
さてメニューを眺めていると目に止まったのが「けいらんそば」。
同じメニューに「たまごそば」もあってどう違うの?
とにかく頼んで、出て来たのがこれです。
たまごとじにトロミがついています。
すったショウガが添えられていて見た目はちょっとねえ・・・。
三つ葉の一枚でも欲しいところです。
一口食べてみると、!!!
こりゃう~まいわ~。
ご主人に聞いてみるとけいらんそばは鶏卵そばということで
特に金沢独特のものではなく、本店のオリジナル作品のようです。
体あったまるし、おいしいものいただくと心もほっかほかに。
金沢駅上のスーパーにもご当地コーナーがあり、いろいろなものが売られていました。
ぶりの生ハム?!
これもうまそ。しかし要冷蔵ということでお土産にするのは断念、残念。
次回行くときは保冷バッグ必須というコトですね。
金沢は和菓子も名物、このふく梅はお正月の代表格。
加賀藩前田家の梅の紋がテーマになっている由緒ある和菓子。
残念ながら今回は味わう機会がありませんでした。
こちらはステーキのお店。
金沢は金沢牛が有名です。
食べ物につきまとう悲しさは一日三食というところ。
ま、四食でも五食でもかまわないのですが若くはない体、無理がききません。
今回はステーキも見送る事にいたしました。
それにしてもこの店構え、三層の古民家の佇まいがなんとも言えません。
この奥でも古い家を改装して居酒屋さんの工事が行われていました。
その店頭にあった看板。
古い町家を飲食店にする事業を展開しているようです。
こうして情緒ある町のにぎわいが生まれて行くと町の魅力が増す事でしょう。
おまけ
武家屋敷の庭で。
街中の立体駐車場の外観。
街の景観に責任を持っていて好感が持てます。
以上で金沢の道中はおしまい。
宿泊したのは駅前のアパホテル、大浴場露天風呂温泉付きで快適でした。
以前帽子を被った女性社長が登場するテレビCMをやっていましたが
全国展開のアパホテルは金沢が本拠地なんだそうです。
追記
金沢カレーなるものが存在します。
夕飯でいただきました。
味は、カレーでした。って当たり前か・・・。
金沢ホテルで提供されていたカレーが元になっているそうで
提供の仕方にいろいろと特徴があるようです。
とびきりうまい、とは感じなかったので写真も撮らずじまい。
あれは金沢カレーだそうな。
余談でございました。