HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

スリランカ:カレーと仏教


と問われても正直スリランカへ行く迄はイメージができませんでしたが

今の認識はスリランカは言わずと知れたカレー王国と。

朝、昼、晩、カレーです。土日祝日を問わず毎日。


基本的にはご飯で、パラパラのインディカ米です。

カレーはしゃぶしゃぶで、カレー汁をご飯にまぶすようにしていただきます。

日本のご飯のように粘り気はないのでよく混ざります。

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ストリングホッパーという米の麺もポピュラー。
これもカレー汁を絡めていただきます。
現地の人は手で(必ず右手)食べるので日本のカレーのようにべたつくのは×。
サラサラパラパラが基本です。

カレーの具はありとあらゆる野菜、豆、鶏、魚介類、と多彩です。
肉は家庭ではあまり一般的ではないようです。
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右手でご飯を食べるわけ。
スリランカのトイレは基本的に水洗、紙はなく横にホースが設置されていて
それを使っての手動ウオッシュレット。
暑い国なので水でOK。
ホースがない場合は水桶が置いてあり左手でチョメチョメと。
ゆえに食事に左手は使いません。
もちろん左手で握手もダメ。


スリランカはカレーと並んで仏教の国、2000万人の人口の約7割近くが仏教徒
カトリックムスリムヒンドゥー教徒がそれに続きます。
街には大小さまざまな寺院や祠があり、聖域に入るには履物を脱いで素足になります。
そんな事もあってスリランカの人々は素足にサンダル履きが多いのかも。

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夕方になると無人のお寺からもお経をあげる大きな声が聞こえて来ます。
市内を案内してくれたドライバーはその手のお経を口ずさむ事ができました。
恐らく釈迦の説法に近い内容と思われますが町のCDショップでもこれらのお経を買う事ができます。

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釈迦が生まれたインドでは仏教が衰退したのに、それを伝えられたスリランカでは
脈々と釈迦の教えが生き続けています。
日本も仏教は盛んですが、果たして釈迦の教えがどこまで布教されているかはわかりません。
その姿は長い年月をかけて日本仏教に変身しているのかも。

朝、神に感謝し、昼、キリストを祝い、夕、仏に還る・・・

出生の祝い事は神社、キリスト教で結婚式、葬式は仏教でという日本社会、
その寛容さと節操のなさがしなやかな精神を生み出しているのかも。。。

最後にスリランカらしさの代表、このトゥクトゥクを揚げておきましょう。
スリランカをはじめアジアではおなじみの愛すべき乗り物です。
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