自分の癖はどちらかというと細かいフレーズで音を聴かせるよりも、大きな動きで見せる太鼓か?
考えつくフレーズや振りをその度にスマホにせっせとメモする事にしております。
先日、入浴中に思いついた振り、さすがに風呂場にはスマホは持ち込めないので忘れないよう
なるべく他の事を考えない、余計な動きをしない、刺激を求めない、というようにしてそっと風呂を出、
メモ帳に書き留めました。(他の事に注意が向くと覚えていたものをすぐに忘れてしまう。。。)
なみなみとアイディアというお湯が入っている洗面器をこぼさないように
そっと外に持ち出すような感じでしょうか。
この時に振りや動きがわかるように手描きのイラストを付け、それに口唱歌の
かっカッかカかんスットンどんどコスッドどへへへどんドンどんドンどんドンどんっ・・・
かっカッは縁打ち、カタカナは左手、ひらがなは右手、へはワンフレーズの繰り返し、
というように自分用の記譜でメモを作りました。
スマホには記入できない絵のアナログデータ、これもフレーズやスタイル研究にはとても重宝します。
そうして始まりの部分、仕舞いの部分、中間部分と自分なりのデータが少しずつ体系化して行きます。
これを元に稽古場で実際太鼓を叩いてみて修正をして行きます。
自分の場合気をつけているのは同じ音の連続でもなるべく同じ動きをしない事、
腰を据えて打つ事も大切ですがあえてその腰自体の位置や高さ、向きを変えて打つ事で
千変万化の打ち方ができるのでは、と考えています。
バチの軌跡も同じところを通らない、そうする事で観ている人が飽きずに意外性のある太鼓に
なるのでは、と。
自分のオリジナル曲の内容も毎回異なっていてそれでよし、としています。
(というか覚えてないので同じ曲として打てない・・・)
その中に自分らしいフレーズや動きが散りばめられれば、と思っております。