高校の授業3回目。
本日は歓喜の曲の前半部をやりました。
譜面をもとに口唱歌、と行きたいところですが、半数以上が譜面を持ってきていません。
仕方がないのでとにかく口唱歌を。
ドーンゴーンドーンゴーン、ドンは右、ゴンは左。
次のフレーズ、トンコンコントン。
ドンとトンの違いわかる人?と質問形式にして少しでも注意力を持たせるように。
ドンは強い、大きい音、トンは小さい音、強弱の違いを伝えます。
太鼓は音楽で、表現する事が大事だよ、と。
次に太鼓を使っての音出し、前回の授業の復習も兼ねて打ち方のおさらい、
案の定皆覚えていません。
トンコンコントンの打ち方が何とかできるようになってきましたが、
やはり声に出して打っている子は打ち方がサマになってきています。
ネパールの子がとてもいい感じなので手本としてやってもらい、自信をつけさせます。
次のフレーズはトコトコトコトコ、これは難なく打てるので最後のフレーズへ。
スッコンウットンスッコンウットンスッコーンコドン
手を回しながら打つところはやはり苦闘しています。
スッで左手を時計回りで回転、そのままコンで打つ、
ウッで右手を時計回りで回転、そのままトンで打つ。
裏拍で入るのでちょっとムズカシイ、スッコーンコドンは左左右という変則なので
ここも苦労してます。
とにもかくにも譜面の1ページ目は終わり、頭から続けて打ってみます。
先生の見本を見たいとのリクエストがあったので3回ほど打ってみせます。
最後にソロの練習、12342234を縁打ちしながら一人ずつ好きに打って行くのをやりました。
生まれて初めてのソロ打ちの要求に、無茶振りだーの声も。
無茶振りはわかっての確信犯なのでそのままやらせます。
太鼓を打った事がある子はフレーズらしきものが打てたり、
リズム感がある子は下拍子に乗って明るく打てたり、
全く音を出せない、何をやっていいか分からない子も。
ま、9月までに自分の音を見るけてくれると思います。
今回で、手本を見せる重要性がわかりました。
真似る=学ぶ、という方法がどうやら有効性があるようです。
去年と比べると、今年の生徒の方が集中力があるように感じます。
授業が終わってみるとこちらもとても疲れている事がわかります。
気疲れ、喋り疲れ、まだ新米先生ですから仕方がないんでしょうねえ。