電車に乗っている時、いろいろ考えを巡らします。
ボーッと乗っているとチコちゃんに叱られそう・・・。
往復3時間あまりの時間があります。
そこで人間メトロノーム養成の方法論を考えつきました。
最初は人間メトロノームそのものではなく、
高校の授業で外国人の生徒にソロのコツをうまく伝授できないか、を考えていました。
高校にはアジア各国からの留学生が多数在学しています。
そこで、太鼓にお国言葉を利用することを考えました。
お国言葉で1234を数えながら1=トン、2=トコ、3=トコトン、4=トコトコ
と打つ事で数字と太鼓を打つ数を連動させます。
まずはトコトコトコトコを数を数えながら打って見る。
1 2 3 4
トコトコトコトコトコトコトコトコ
一定のテンポ感で打てるようになったら
1 2 3 4
トン トコ トコトントコトコ
大事なのは間もきちんと数えること
1 2 3 4
トン◯◯トコ◯◯トコト◯トコトコ
次に数を各国の言葉で。
ベトナムならモッ/ハイ/バー/ボン、ネパールはエグ/ドゥ/ティン/チャル
タガログ語はイサ/ダラワ/タトゥロー/アパ、中国イー/アール/サン/スー
とやってみるといいんじゃなかと考えています。
これができるようになったら1234を自由に組み合わせて打ってみる。
1111でもいいし、4321、1224、3321・・・
これに大小をつけるともっとバリエーションが増えます。
1111でもトンうんドンうんトンうんドンうん、小大小大とこれも自由に。
右手左手も特にこだわりなし。
これらを自由に組み合わせるとそれだけで立派なソロが出来上がります。
後は自分で練習をして、手になるべく多くのバリエーションを覚えさせる。
頭で考えなくても手が出るくらいに慣れればソロは自由自在に打てるようになります。
以前、ソロのためのフレーズ、ドンドコ/ドコンコ/ドコドン/スコドコ
というのをやったので、これらも組み合わせるともっとバリエーションが増えます。
というようなことを電車の中で膝を打ちながら考えてみました。
側から見ると変なオジサンでしょうね。
次回の授業で実際に試して見るつもりです。
このように理論と実践が試せる環境がある事はありがたいと思います。