先日林田のりゆき氏の担ぎ桶講習に参加のおり、少々早めに着いたので
さいたま新都心けやき広場で行われていたイベントをちらと覗いてみました。
アジアの雑貨や屋台が出品していて、ステージでは踊りが披露されていました。
写真はベリーダンスのお姉様方、皆日本人のようでした。
日本人は他国の文化を貪欲に採り入れるとても知的好奇心の高い民族だと思います。
踊りの世界でも、音楽、芸術、スポーツ、そして食文化もこれほど多様な、ありとあらゆるものを
器用にこなしている国は他に例を見ないのではと思います。
さて本題ですが、5人の踊り子たち、同じ振り付けで踊っているのですが
それぞれ個性は出てしまうものですね。
どこがどうとは言えないのですが身のこなしが微妙に違う。
センスの問題と言ってしまえばそれまでですが、上手な人は見ていても心地よいのです。
動きに無駄が無く、とってもしなやか、
別の人は動きが大げさで一見華やかに見えるのですが動きに深みがない・・・。
この違いはいったいなんなんでしょう???
ちょっとした事なんですが動きが直線的というか、タメや反転がないというか・・・
こりゃ太鼓でもまったく同じ事が言えるなあ・・・。
身のこなしのセンスは先天的なものと思えますが、練習量でセンスは養えるものなのでしょうか。
そんな事を考えながら講習会場に到着。
前回も記事にしましたが、林田のりゆきさんは担ぎ桶の第一人者、
動きの源は丹田、よく言われますがへその下3センチくらいのところを言いますが、
担ぎ桶を打つ動作はここから起動して腹、肩、腕、バチ先へと連なって行きます、と。
丹田の位置を安定させておかないと体全体がぶれてしまい、動作がちぐはぐになる可能性があります。
ひょっとすると踊りの世界も同じ事が言えるかもしれませんね。
日本舞踊などでも名人の踊りはとても安定しています。
う、今度タンデンという曲を創ってみようかな、
タンデンタンデンタンデンデン
タツツテトテトタンタンデン・・・・
(半分冗談です、という事は半分本気???)