HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考39微妙なところ

スリランカから戻って初めての稽古。
 
しばらくやらないと覚える曲もおぼろげ、体も思うように動かない。
 
こりゃちとまずい・・・。
 
 
個人自由打ちを二回やりましたが、フレーズのストックがまだまだ少ないのでどうしても考えながら打ってしまいます。
全体のつながりや縁打ち等は自分でもわかるくらいよろしくありません。
 
今回はフレーズよりも動作に重きを置いて打ってみました。
 
大きい音は手を高くあげたり、大きく回したり、小さい音は体を小さくしたり低くなったり。
 
開始前の自由練習の時は自分でフレーズを研究したり、そのフレーズを打つための所作の確認などをします。
 
この時はけっこういろいろなアイディアが出たり、面白い動きも思いつくのですが、
 
いざ皆の前で打ってみると自分でもわかるくらいつまらない動きになっています。う~む。
 
今やっている「ゆうきち」は明るく楽しく打つという事で、

そのへんも意識して打つようにはしていますが・・・。
 
先生からはノーコメントで、これはこれで不安になりまする・・・。
 
 
下拍子を打ってくれた人へのアドバイス(下拍子はこちらが好きに指名できる)は、

手先だけでリズムを作ると一定のテンポを刻みやすいが、

実は表打ちもテンポが揺れている人が殆どなのでそれに合わせにくいと。
 
下拍子と上拍子は相性もあり、どれがよいかは一概に言えるものではなく、

上拍子の人の癖や好みもいろいろ、下拍子はいち早くそれを見抜いて

上拍子の人を気持ちよく乗せてあげるもの、と言われました。
 
確かにいつも先生が下拍子を打っているほんばたきを今回別な人がトライアルで打ってみたのですが、
 
不思議なものでまったく別なものに聞こえてきました。
 
先生曰く、初めてなので緊張しているのは当然だが、これからは歌が入るところは歌が聞こえるように
 
音量を下げたり、上拍子の微妙な変化を感じ取ってそれに合わしていく必要があるとの助言がありました。
 
 
別な人には表打ちでの細かいフレーズでも音のキレを出す打ち方をしないと全体がぼやけてしまうとも。
 


いやあ、八丈も深いです。