先般、正月の舞台に向け屋台囃子のリハをやっている時、私は締めで下拍子の役回りでした。
屋台囃子は大太鼓の中間に締めのソロがあり、しばらく続きます。
締めは合計4台、ソロを打つのは1台、残りは地打ちを打ち続けます。
このとき、地打ちの音量を下げるようにと注意されました。
地打ちを目一杯打っていると、ソロのフレーズが埋没してしまいます。
ソロの音をより際立たせるための気遣いですね。
演奏になるとどうしても全力で打ってしまい、こういう気遣いを忘れがち。
日頃の練習でも、そういう気遣いができるようにしておく必要があるんじゃないかと思います。
そこで、次回自分たちのチームでそのあたりを認識する練習をしてみたいなあと。
宿題に出しておいた「歓喜」の下拍子、これを皆で打ちながら一人は上拍子を打つ。
上拍子がクレッシェンドの時に下拍子の音量が下げられるかどうか・・・。
他の人の音を気遣いながら演奏ができるようになりたいものです。