指導者が不在の時は担当組で練習を組み立てます。
まずは基礎打ち。
練習はいかんせん指導経験のない人がやるわけで、基礎打ちの時もその練習の目的を
理解してもらわないとただやっているだけになる危険性が潜んでいます。
なぜこの練習をするのか、なんのためにこういう打ち方でやるのか、
指導者にこうしろと言われたからと、それを受け売りすると単にカタチだけの練習になってしまいます。
指導者の発言の意図をきちんと理解をして、それを皆に伝える事が大切に思います。
カタチには理由がある。
また、指導者がこう言ったからそれが唯一無二、と思い込む事も避けた方がよさそうです。
指導者は一つの例として言っているわけで、それが絶対的正解ではない場合も多々あるわけです。
バチの握り方も一つではないし、タンタカの左手を上げるタイミングもいろいろ。
またタンタカのアクセントの位置もいろいろです。
指導者は持続性を高める打ち方のためにヒントをくれましたが、その打ち方のみが絶対ではありません。
それを勘違いすると応用がきかなくなる恐れがあります。
タンタカの練習だけでもただ打っているのではなく、小さな音で粒建ちを大切に打つ、とか
自分の最大限の音を出してみる、とか、自分なりに工夫してみると面白いものがあります。