まずは基礎打ち、もっともシンプルなものをしばらく打ちます。
どうも手打ちになっていて、ただ打っているようにしか見えません。
腰を入れて打ち込む姿を見せる、それが観客にも伝わる事、
それが見せられないと観客は感動しない事を伝えました。
それからの打ち込み、気持ちと腰が入ると見え方が全然違います。
その後、下拍子の練習を。
タンタカタンタンの時に力で打っている人がいたので、惰性で打つ事を伝えました。
力が入っていると疲れるし、速くなると手が回らなくなってしまいます。
タンはやや強めでタカタンタンタンは太鼓の跳ね返りを利用して軽く打つ、
これをしばらくやりました。
10月9日の深沢神社演奏を控え、通し練習を何回か。
本番に参加する人は6人中4人、2人は欠番を埋めるかたちでとりあえず配置について練習。
一曲目の「感謝」は下拍子のタンタカタンタカを相撲太鼓で打ち出しで始まりますが、
これで曲全体のテンポが決まるためいきなりタンタカを打ち出すのはとっても危険。
いきなりタンタカタンタカを打ち出すと遅過ぎたり速過ぎたり、曲が台無しになる可能性も。
そこで考えたのは、前打ちの親になったつもりで本曲のフレーズ、
ドーンドーンドドーンドンドンを頭の中で演奏してみること、
そのテンポを引き継いでタンタカタンタカの下拍子を打ち出すこと。
そうする事で曲のテンポを安定したものにする事ができそうです。
この全体のテンポをキープするという事がまだまだ意識されていないようなところがあります。
準備体操をしている時もそれを感じますが、このテーマは次回に。