先週の練習はなかったため、2週間ぶりの太鼓となりました。
まずは基礎打ち。
テンポ感を養う、16分の細かいフレーズに慣れる、を。
16分に慣れるため、打てるテンポ♩=90でしばらく打った後、
♩=120でチャレンジ。
この後♩=120で1分、2分、4分、8分、16分を繰り返し。
やはり16分は今の所ばらばらで音が揃いません。
音が揃うのを目標に据え、今後も練習を重ねる事を確認しました。
次に下拍子を一通り。
タンタカ×4→タカタン×4を。
次にタンタカとタカタンの倍速を挿入して。
皆さん大分慣れて来たようで打つのに苦労している様子は見受けなくなりました。
次はタッカタッカと跳ねるリズムとタツツタツツの三連打を交互に。
新人の方は打ち慣れていないため、手が思うように動かないようですが、
これは教えても打てないので自分で習得してしてもらうしかありません。
基礎打ちを終えて、5月に研修がある「神楽」の曲練習を。
研修に参加する人をメインにパートを決め曲の完成度を高めます。
この神楽は、お囃子がベースになっている曲のため、
回数などが厳格に決まっているわけではありません。
今迄の持ち曲の習慣で、これを何回打つと次に展開するという考え方が定着していて
それをとても気にする傾向があります。
ある程度の決め事は自分たちで設定すればよいのですが、それも絶対ではありません。
回数が決まっていないと打てない、という人もいますが、基本は親の声の合図で切り替わります。
回数を覚えるのではなく、順番を覚えること、
回数を気にするのではなく、下拍子にのって打つことの方が大事な事、
下拍子はわずか2種類しかないこと、メインの下拍子と本曲の打ち出しは同じ構造である事、
しょっきりの大太鼓とドカンは同じ事を違う楽器でやっている事、
などなど既成概念をはずす話をしました。
な~るほど、そうだったのか、とわかってもらうと曲の理解度が進むのでは、と思います。
研修直前の練習は私が早退するため、練習は時間通りに始め、
1時間の間で完成度を確認する、ということを皆で取り決め、やる気は出て来たのかな、
という印象を受けましたが、今回はネガティブな人が参加していないため
そういう流れになったようにも思えます。