基礎打ちの目標の一つはテンポ感を体に入れること。
今の基礎打ち曲は元々テンポ感に注視していなかったという生い立ちもありそこがウィークポイントに。
音楽大学邦楽部出身の指導者に相談したところ、どう拍を刻むかは作曲者が決めればよいのだと。
12342234、なのか12345678なのか、それは決め事でしかないから決めて皆がそれに慣れればよいと。
ということで出だしのテンポを決めるタンタカタンタンを1234でとることに。
で、曲の最後までこの1234のテンポを死守するよう感覚を磨きます。
特に途中、全員ソロ回しのパートがあるのですが、ソロに慣れていないのでソロの8拍がとれない、
とか、テンポが上がったり、自分のフレーズに自滅したり、という状況です。
①234②234③234④234×2を感覚でわかるようになる、これが今の最大の課題でしょうか。
テンポを一定に保てない事には太鼓になりませんし、聴いている方も耐えられないでしょう。
気持ちよくノレた時、打ち手も聴き手も心地よくなるハズです。
その意味では今の太鼓は独りよがり、全員の事に思いが至っていない。
たとえソロパートでも全体の一部、という意識を持たないから自分のペースで打っちゃう事に。
全員で創り上げるもの、という意識が必要に思います。
それを気持ち的にも技術的にも浸透させて行くのが基礎打ちの役目だと思います。
曲として成立させるため、あえて難易度を上げているところはありますが、慣れればよしと。
かくいう自分もヒマを見つけては種々の裏拍子と拍を数えるコトをやってます。
慣れればどうという事はないし、逆に慣れなければ無意識に打てるようにはなりません。