太鼓はそれを打つ事が目的ではなく、手段に過ぎないのだと。
一番大事なのは何かを伝えようとする打ち手、あなたたち一人一人の気持ちがあるかどうかなんです。
その気持ちが太鼓という楽器を通して観客に伝わるもの。
気持ちが入っていなければそれは単なる音に過ぎないし、太鼓も単なる道具になってしまう。
音楽はなんでもそうだと思いますが奏者の気持ちが伝わって来ると感動します。
太鼓は叩けば音が出るし、基本的にメロディもないのでとっつきやすい楽器のひとつ、
また音量もそこそこ出るのでそれだけでサマになっちゃたりします。
太鼓を20数年やっているというとある団体を知っていますが、
残念ながら長くやっているというだけの太鼓なんです。
伝わって来るものが感じられない・・・。
子供太鼓にも散見される現象です。
自分たちの太鼓もそういう事なんでしょうね、今のところ。
気付きや気の持ちよう、太鼓に表れちゃうもんです。