赤羽馬鹿祭りの八丈太鼓の演奏を見て参りました。
10:30からぴったり40分間、しっかり楽しませていただきました。
演奏したのはキタマダという団体。
キタマダというのは八丈太鼓で使われる合いの手という事のようです。
八丈太鼓は本来自由打ちですが、この団体は基本打ちというものをいくつか持っています。
皆で練習するのに必要との事で作られたと思うのですが、演奏会でも皆で一緒に打つのはとてもいい感じです。
ゆうきち、本ばたき、しゃばたきとそれぞれ皆で揃い打ちを披露したり、個人の自由打ちがあったり。
その中で何と82歳のお母さんもしっかり打っておりました。
それを聞いた観客の方は、私たちも負けてられないねえと話しておりました。
八丈太鼓は老若男女に拘わらず楽しめる太鼓ですね。
最後に皆が次々と交代して打つシーンで、印象的だったのは白人の打ち手。
交代して太鼓に入る時、スローモーションの動作で太鼓に向かったのです。
八丈の楽しさはこういうところにもあって、基本は何をやってもよろしい。
太鼓を観客とともに楽しむ事が一番なのです。
私が感じたのは総じて音圧が足りないかなあという事。
三宅をやっているため音圧にはどうしても関心を持ってしまいます。
太鼓である以上は音の質でも観客を魅了する手はあるものと思います。
今日もらったヒントは自分の八丈は音の強弱で表現をしてみようかというものでした。